若い人は尋ねる
バプテスマを受けるのは大切? パート2: バプテスマに向けて準備する
聖書の基準に合わせて生活し,神との友情が深まってくると,バプテスマのことを考え始めるかもしれません。バプテスマを受ける用意ができているか確かめるために,どんなことを考えたらよいでしょうか。 a
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どんなことを確信している必要がある?
バプテスマを受けるには,学校のテスト勉強のように知識を頭に詰め込めばいいというわけではありません。「理性を働かせて」よく考え,聖書に書かれていることが正しいと心から信じている必要があります。(ローマ 12:1)例えば・・・
神が存在していること,崇拝を受けるべき方であることを確信していますか。
聖書の言葉 「神に近づく人は,神が存在し,熱心に仕えようと努める人たちに報いてくださる,ということを信じなければなりません」。(ヘブライ 11:6)
考えてみよう 「自分が神を信じているのはなぜ?」(ヘブライ 3:4)「エホバを崇拝すべきなのはどうして?」(啓示 4:11)
ここを読んでみよう 「創造? それとも進化? ― パート1: 神を信じる理由」
聖書には神からのメッセージが書かれていることを確信していますか。
聖書の言葉 「聖書全体は神の聖なる力の導きによって書かれたもので,教え,戒め,矯正し,正しいことに基づいて指導するのに役立ちます」。(テモテ第二 3:16)
考えてみよう 「聖書には神の考えが書かれていると信じているのはどうして?」(イザヤ 46:10。テサロニケ第一 2:13)
ここを読んでみよう 「聖書はプラスになる? パート1: 読み方変えると世界が変わる」
エホバがクリスチャン会衆という組織を用いていることを確信していますか。
聖書の言葉 「[神が]会衆とキリスト・イエスのゆえに,いつの世代までも永遠にたたえられますように」。(エフェソス 3:21)
考えてみよう 「エホバが会衆の集会を通して教えてくれていると思っている?」(マタイ 24:45)「親が集会に行かなくても(親が許してくれるなら)自分は集会に行く?」(ヘブライ 10:24,25)
ここを読んでみよう 「王国会館の集会に行くのはなぜ?」
何をしている必要がある?
バプテスマを受けるために,何でも完璧にできていないといけないというわけではありません。でも,「悪から離れて善を行」うためにベストを尽くしている必要があります。(詩編 34:14)例えば・・・
エホバの基準に合わせて生活していますか。
聖書の言葉 「健全な良心を保ってください」。(ペテロ第一 3:16)
考えてみよう 「自分は『識別力を訓練し』て『正しいことも悪いことも見分け』られるようになっている?」(ヘブライ 5:14)「友達から悪い誘いを受けた時,きっぱりと断れた? 正しいことを行うように励ましてくれる人と友達になっている?」(格言 13:20)
ここを読んでみよう 「良心がきちんと働くようにするには」
自分の行動をエホバがどう見ているかを意識していますか。
聖書の言葉 「私たち一人一人は,神に責任を問われることになるのです」。(ローマ 14:12)
考えてみよう 「自分にも他の人にも正直?」(ヘブライ 13:18)「自分の間違いを認めている? それとも,隠したり他の人のせいにしたりしている?」(格言 28:13)
ここを読んでみよう 「間違いをしたらどうすればいいですか」
エホバとの友情を深めていますか。
聖書の言葉 「神に近づいてください。そうすれば,神は近づいてくださいます」。(ヤコブ 4:8)
考えてみよう 「エホバに近づくためにどんな努力をしている?」「聖書を毎日読んでいる?」(詩編 1:1,2)「いつも祈っている?」(テサロニケ第一 5:17)「どれほど具体的に祈っている?」「自分が仲良くしている人たちはエホバを愛している?」(詩編 15:1,4)
ここを読んでみよう 「聖書はプラスになる? パート2: 読み方変えると面白くなる」「なぜ祈るの?」
アドバイス 「若い人が尋ねる質問 ― 実際に役立つ答え」第2巻37章を読んで,バプテスマに向けて何ができるか考えてみましょう。308,309ページのワークシートも活用できます。
a 「バプテスマを受けるのは大切? パート1」も読んでみましょう。献身とバプテスマにはどんな意味があるか,なぜ大切かが書かれています。