家族のために | 子育て
子どもを伸ばすクリエーティブな遊び
知っておきたいこと
クリエーティブな遊びは子どもの成長を助ける。クリエーティブな遊びは心と体の発達に役立ちます。創造性と社会性も身に付きます。判断力が付き,我慢することや感情をコントロールすることを学べます。みんなと仲良く遊べるようにもなります。つまり,大人になってからも役立つことをたくさん学べるのです。
デジタル機器を長い時間使わせるのは良くない。長時間使用していると,夢中になってやめられなくなります。肥満や攻撃的な性格につながるとも指摘されています。デジタル機器に子守を任せきりにするのは危険です。
習い事で忙し過ぎるのはマイナス。習い事で予定が詰まっていると,自由に遊ぶ時間が取れなくなります。好奇心や創造性を育てる機会が奪われてしまいます。
できること
クリエーティブな遊びをする機会を作る。できれば外に出て自然の中で遊ばせてあげましょう。子どもが興味を持つことをさせてあげるのも大切です。想像力を育てるおもちゃで遊ばせることもできます。 a
考えたい点 クリエーティブな遊びを通して,うちの子どもはどんな資質やスキルを身に付けられるだろうか。それは将来,子どもにどのように役立つだろうか。
聖書の言葉 「運動[は]ためになります」。(テモテ第一 4:8,脚注)
デジタル機器を見せる時間を制限する。スマホやタブレットやテレビに子守をさせてよいか,よく考えましょう。小児科医たちは,2歳未満の子どもにはデジタル機器を見せるのを控えるようにと勧めています。2歳から5歳の子どもには,見せる時間を1日1時間以内に制限するようにとも言っています。 b
考えたい点 うちの子どもには,どれくらいの時間デジタル機器を見せてもいいだろうか。自分も一緒に見た方がいいだろうか。子どもにとってもっと良い時間の過ごし方はないだろうか。
聖書の言葉 「自分の歩み方をしっかり見守りましょう。賢くない人ではなく賢い人のように歩み,時間を有効に使ってください」。(エフェソス 5:15,16)
習い事が多過ぎないか考えてみる。習い事をすると,スポーツや音楽の能力を伸ばせるかもしれません。でも,習い事が多過ぎると子どもにとってストレスになります。習い事の送り迎えをする親にとっても負担になるかもしれません。「時間を有効に使ってください」というエフェソス 5章15,16節の言葉がここでも役立ちます。
考えたい点 うちの子どもは習い事で忙し過ぎるだろうか。習い事を見直す必要があるだろうか。
聖書の言葉 「より重要なことを見極め[る]」。(フィリピ 1:10)