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エホバの証人

日本語

「ものみの塔」(研究用)  |  1999-06-15

 読者から質問

不妊手術を受けても,今では希望次第で元の状態に戻せるとされているので,クリスチャンは不妊手術を産児調節の一選択肢とみなせるでしょうか

不妊手術を受けても,今では希望次第で元の状態に戻せるとされているので,クリスチャンは不妊手術を産児調節の一選択肢とみなせるでしょうか

不妊手術家族計画方法一つ大変広く行なわれるようなりました。多く場合,それ受け入れるどうは,社会的,教育背景宗教見方よっ決まるよう思わます。エホバ証人場合は,宗教信条関する見方かかわっます。それは,「エホバよ,あなたわたし教え諭しください。……わたし廉直道筋導いください」と述べ詩編作者同様願い抱いいるからです。(詩編 27:11)不妊手術どんな事柄関係ますか。

産児調節ため男性不妊手術は,精管切断呼ばおり,陰嚢2細い精管途中切断ふさいしまいます。この手術医学様々方法行なわますが,その目的精子睾丸から精管通っ行けないようすることです。女性不妊手術卵管結紮呼ばおり,普通,卵巣から卵子子宮運ぶ卵管切断し,結紮て(あるいは,焼灼て)ふさいしまいます。

長い間,こう手術永久不妊法,つまり状態戻せない不妊手術考えられました。しかし,精管切断手術,または卵管結紮手術受けに,それ後悔し,あるいは新た状況生じて,元どおりもらうため医学助け求めます。特殊器具登場し,顕微手術行なえるようなっため,元状態戻す試み成功する多くなりました。希望から選ば患者場合,切断細い精管両端接合状態戻す手術成功は,50ない70達する可能あるいう報告する珍しいことありません。卵管結紮手術受け女性状態戻す手術成功は,60ない80ある言わます。こう事情知っ人々は,もはや不妊手術永久不妊みなす必要ない思うます。それらは,精管切断手術卵管結紮手術を,経口避妊薬,コンドーム,ペッサリーなど同類方法―妊娠望む場合は,やめることできる避妊法―とみなせる,と考えるしれません。しかし,身引き締まるよう側面あり,それ無視べきありません。

その一つは,不妊手術施さ状態戻せる見込みが,次よう要因ためかなり薄くなる場合あることです。すなわち,不妊手術精管卵管どの程度損傷受けか,そうどれほど除去か,どれほど傷跡残しいるか,術後経過年数,および精管切断手術場合精液対する抗体できいるどういっ事柄です。それに,多く地域顕微手術行なえる病院ないか,あっ手術法外高いしれない,という無視できません。ですから,不妊手術施さ状態ぜひ戻したい思っも,それできない少なくないです。そのよう場合,もう取り返しつきません。 * それで,不妊手術施さ状態戻す手術前述よう成功は,実際単なる理論数値あって,信頼できる平均ありません。

こう現実よう幾つ事実関係ます。すなわち,精管切断手術受け状態戻すこと関し米国発表ある記事よれば,1万2,000㌦(約144万円)かかる手術受けも,「妻妊娠させ得る患者63すぎない」ということです。その上,「精管切断手術受け男性うち,やがて状態戻そするは,全体6%」にすぎません。中央ヨーロッパ関しドイツ行なわある研究は,不妊手術選ん男性うち,後状態取り戻そは,全体3ほどでした。たとえそのうち半数手術成功も,98.5とっ精管切断手術永久不妊だっことなります。しかもこの割合は,顕微手術行なう外科少ない,もしくはないもっと高くなるでしょう。

したがって,男女問わ不妊手術産児調節一時方法あるよう軽々しく扱うは,現実即しことありません。それに,誠実クリスチャン場合,ほか考慮べきあります。

 問題中心なしいるは,生殖創造から賜物あるいうです。創造当初目的は,完全人間よる生殖営み含まおり,そのよう人間が『地満ちて,それ従わせる』ことなっました。(創世記 1:28)大洪水ため地上人口8まで減少後,神同様基本指示繰り返さました。(創世記 9:1)神その命令イスラエル国民対し繰り返さわけありませが,イスラエル子孫持つこと非常望ましいことみなしました。―サムエル一 1:1‐11。詩編 128:3

イスラエル与えられ律法は,人間生殖営み対する関心ほど示す規定含まました。例えば,結婚男性自分血統受け継がせる男子もうけないうち死ん場合,その兄弟兄弟結婚行なっ男子もうけなけれなりませでした。(申命記 25:5)もっとは,格闘いる助けようする関する律法です。妻敵対陰部つかん場合,その女性切断れることなっました。意義深いことは,目同様仕方あるいはその生殖損なうこと要求なさいませでした。(申命記 25:11,12)この律法が,生殖尊重する気持ち抱かこと明らかです。むやみ生殖損なっならなかっです。 *

クリスチャンイスラエル律法もとないで,申命記 2511,12規定拘束ないことを,わたしたち知っます。イエスは,ご自分弟子たち結婚て,できるだけたくさん子供もうけなけれならない命じることも,ほのめかすことされませでした。産児調節方法用いるどう決めるに,その考慮夫婦少なくありません。(マタイ 19:10‐12)確か使徒パウロは,多情多感な『若いやもめ結婚し,子供産む』よう勧めました。(テモテ一 5:11‐14)しかし,クリスチャン永久不妊手術話,つまり子供生む潜在生殖能力自発犠牲すること持ち出したりませでした。

クリスチャンとって,神人間生殖能力重視おられること示すこう熟考する賢明ことです。夫婦それぞれ,家族計画ふさわしい方法用いるべきどうか,またいつ用いる決めなけれなりません。確かその決定は,将来妊娠すれ母親子ども医学重大危険に,もしかたら直面すること医学確実場合,とりわけ重大事柄なるでしょう。そう状況遭遇本意ながら,先述べよう不妊手術受けます。妊娠よっ母親(すでに子どもいるしれない女性)の脅かされる,あるいはかかわる健康問題抱え子ども生まその脅かされるなどいうことないようするためでした。

しかしクリスチャンは,そういうまれな,はっきり危険直面ない場合,「健全思い」を働かせ,潜在生殖能力重視さる見方したがって自分考え方行動決めたい願う違いありません。(テモテ一 3:2。テトス 1:8; 2:2,5‐8)そういう願いは,聖書示す事柄敏感反応する円熟見方反映するもの言えるでしょう。といえ,あるクリスチャン評価基準軽率無視いうこと知られるようなったらどうでしょか。聖書従っ決定するいう定評ある良い模範言えるどうか,疑ういるないでしょか。もちろん,評判落とすそう憂慮べき欠点あれば,奉仕特別奉仕特権あずかる資格失う可能あります。もっとも,よく分からないそう手術受けしまっ場合またしれません。―テモテ一 3:7

^ 6節 「[精管]の接合手術成功少なく40が,顕微手術技術向上すれ成功高まるいうこと示す証拠ある。といえ,精管切断よる不妊手術永久不妊みなされるべきある」。(ブリタニカ百科事典[英語])「不妊手術永久不妊みなすべきある。患者患部戻す手術ついどんなこと聞いいるせよ,再吻合手術費用高くつく上,成功保証ない。卵管結紮手術受け状態戻す手術受ける女性場合,子宮妊娠起こす危険高い」―「現代産婦人医」誌(Contemporary OB/GYN),19986号。

^ 10節 もう一つ律法適切言えるしれません。その律法よれば,性器ひどく損なわ男性会衆入れませでした。(申命記 23:1)しかし「聖書対する洞察」によると,その律法は,「同性行為よう道徳目的ため故意去勢関係た」ようです。ですから,その律法去勢産児調節相当する方法かかわる規定ありませでした。「洞察」はまた,こう述べます。「人慰め与えることて,エホバは,宦官ご自分受け入れられ,もし従順ならば,息子たちより勝っ持つようなる来ること予告ました。イエスキリストより律法廃止れるに,以前身分状態かかわりなく,信仰働かせるだれも,神霊的なることできるようなりました。肉体区別除去です。―イザ 56:4,5; ヨハ 1:12」。