内容へ

サブ・メニューへ

目次へ

エホバの証人

日本語

「目ざめよ!」  |  2012年10月

 聖書​の​見方

星はわたしたちに影響を与えますか

星はわたしたちに影響を与えますか

彼​は​わたし​の​こと​が​好き?

今日​出かける​べき​か

この​仕事​が​取れる​か

上​に​挙げ​られ​て​いる​よう​な​事柄​の​答え​を​知ろ​う​と​し​て,星​占い​に​頼る​人​は​少なく​あり​ませ​ん。 * しかし,星​は​本当​に​わたしたち​に​影響​を​与える​の​でしょ​う​か。自分​の​将来​や​自分​自身​に​つい​て​知る​の​に​役立ち​ます​か。聖書​は​何​と​述べ​て​いる​でしょ​う​か。

星​は​わたしたち​の​将来​に​影響​を​与える​か

人間​は​定め​られ​た​運命​から​逃れ​られ​ない​と​信じ​て​いる​人​たち​が​い​ます。その​見方​に​よれ​ば,人​の​将来​は​すでに​決め​られ​て​おり,星​に​よっ​て​知る​こと​が​でき​ます。しかし,聖書​の​見方​は​それ​と​は​異なり​ます。聖書​に​よれ​ば,神​は​人​に​選択​の​機会​を​与え​て​おら​れ​ます。言い換えれ​ば,人​は​自分​が​どう​なる​か​を​ある​程度​決める​こと​が​できる​の​です。例えば,神​は​イスラエル​人​に​こう​お告げ​に​なり​まし​た。「わたし​は……あなた​の​前​に​命​と​死,祝福​と​呪い​を​置い​た。あなた​は​命​を​選び,あなた​も​あなた​の​子孫​も​共​に​生き​つづける​よう​に​し​なけれ​ば​なら​ない」。―申命記 30:19

この​よう​に​エホバ​神​は,人​が​自分​の​将来​を​かなり​の​程度​決め​られる​と​いう​こと​を​イスラエル​人​に​明らか​ に​なさい​まし​た。神​の​命令​に​従え​ば​祝福​を​経験​し,背け​ば​苦難​を​身​に​招く​こと​に​なる​の​です。

考え​て​み​て​ください: もし​個々​の​イスラエル​人​の​将来​が​すでに​星​に​よっ​て​決め​られ​て​い​た​なら,ぜひ​命​を​選ぶ​よう​に​と​神​が​勧める​こと​に​意味​が​ある​でしょ​う​か。人間​が​自分​の​行動​を​コントロール​で​き​ない​と​し​た​なら,その​行動​に​つい​て​責任​を​問う​の​は​公正​な​こと​でしょ​う​か。

聖書​から​学べる​点​は​明解​です。人​の​生き方​は​当人​の​選択​に​かかっ​て​いる​の​で​あり,星​に​よっ​て​決まる​の​で​は​ない,と​いう​こと​です。―ガラテア 6:7

星​は​わたしたち​の​性格​に​影響​を​与える​か

占星​術​を​信じる​人​の​多く​は,人​の​運命​は​定め​られ​て​いる​と​いう​見方​に​固執​し​ませ​ん。その​一​人​は,「運命​は​コントロール​で​きる」と​言い​ます。しかし,「誕生​の​日時​は​人​の​性格​に​影響​を​及ぼす」と​も​述べ​て​い​ます。同じ​よう​に​考える​人​は​少なく​あり​ませ​ん。星​や​惑星​が​地球​に​自然​界​の​法則​に​基づく​影響​を​与える​の​で​あれ​ば,その​法則​を​超越​し​た​影響​も​与える​の​で​は​ない​か,と​考える​の​です。聖書​は​何​と​述べ​て​い​ます​か。

聖書​は​科学​の​教科​書​で​は​あり​ませ​ん。人体​や​宇宙​に​つい​て​詳細​を​すべて​論じ​た​本​で​は​ない​の​です。それでも,エホバ​が​天体​を​どんな​目的​で​創造​な​さっ​た​か​を​述べ​て​い​ます。創世記 1​章​14,15​節​に​は​こう​あり​ます。「神​は​言わ​れ​た。『天​の​大空​に​光る​物​が​あっ​て,昼​と​夜​を​分け,季節​の​しるし……と​なれ。天​の​大空​に​光る​物​が​あっ​て,地​を​照らせ』」。―「新​共同​訳」,共同​訳​聖書​実行​委員​会。

考え​て​み​て​ください: もし​神​が​星​を​人間​の​性格​に​影響​を​及ぼす​もの​と​し​て​造ら​れ​た​の​で​あれ​ば,そう​明示​なさる​の​で​は​あり​ませ​ん​か。

どんな​結論​を​引き出せ​ます​か。神​の​創造​の​業​の​一部​で​ある​星​は,人​の​性格​に​影響​を​及ぼす​もの​で​は​ない,と​いう​こと​です。

良い​方法

自分​の​将来​や​自分​自身​に​つい​て​知ろ​う​と​する​の​は​よい​こと​です。それでも,星​に​導き​を​求める​より​も​良い​方法​が​あり​ます。

聖書​は​エホバ​神​を,「終わり​の​こと​を​初め​から……告げる​者」と​呼ん​で​い​ます。(イザヤ 46:10)エホバ​は​目的​を​持っ​て​おら​れ,それ​を​確実​に​実現​なさい​ます。(イザヤ 55:10,11)聖書​を​読む​と,神​の​目的​に​つい​て​知る​こと​が​でき​ます。古代​の​その​聖典​は,人​が​苦しみ​を​経験​する​の​は​なぜか,神​は​人間​の​苦しみ​を​どの​よう​に​終わらせる​か​と​いう​こと​も​説明​し​て​い​ます。 *ペテロ​第​二 3:13。啓示 21:1‐4

自分​を​知り,人格​を​磨く​と​いう​点​で,最善​の​導き​は​聖書​から​得​られ​ます。聖書​を​読む​こと​は​自分​を​正直​に​見つめる​の​に​役立つ​から​です。例えば,エホバ​神​は「憐れみ……に​富み,怒る​こと​に​遅く」,「進ん​で​許し​て​くださる」こと​を​聖書​は​示し​て​い​ます。(出エジプト​記 34:6。詩編 86:5)わたしたち​は​どう​でしょ​う​か。聖書​を​読む​と​自分​の​考え方​の​誤り​が​明らか​に​なり,どこ​を​改め​たら​よい​か​が​分かり​ます。

ですから,自分​の​将来​や​自分​自身​に​つい​て​知ろ​う​と​し​て​星​に​目​を​向ける​必要​は​あり​ませ​ん。むしろ,聖書​に​目​を​向ける​ほう​が​良い​と​言え​ます。聖書​は「神​の​霊感​を​受け​た​もの​で,教え,戒め,物事​を​正(す)の​に​有益」だから​です。―テモテ​第​二 3:16,17

^ 6節 星​占い,もしくは​占星​術​を​行なう​人​は,太陽​や​月​や​惑星​や​星​など​の​天体​が​人​に​影響​を​与え,また​自分​の​こと​を​知る​の​に​役立つ​と​考え​て,それら​の​天体​に​目​を​向け​ます。

^ 19節 神​の​目的​に​つい​て​詳しく​は,エホバ​の​証人​の​発行​し​た「聖書​は​実際​に​何​を​教え​て​い​ます​か」と​いう​本​の​第​3​章​を​ご覧​ください。