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エホバの証人

日本語

「目ざめよ!」  |  2016年 No.3

 家族​の​ため​に | 結婚​生活

問題について話し合うには

問題について話し合うには

現実​の​問題

何​か​の​問題​に​つい​て​夫婦​で​話し合う​と,話す​前​より​険悪​な​ムード​に​なる​よう​に​思え​ます​か。そう​なら​ない​よう​に​する​こと​は​可能​です。でも​まずは,男性​と​女性​で​は​コミュニケーション​の​方法​が​違う​こと​を​知っ​て​おく​必要​が​あり​ます。 *

知っ​て​おき​たい​こと

一般​に​女性​は,問題​の​解決​策​を​聞く​こと​より​も,問題​に​つい​て​話す​こと​を​望む。実際,話す​だけ​で​解決​する​場合​も​あり​ます。

「主人​に​自分​の​気持ち​を​話し,理解​し​て​もらっ​て​いる​こと​が​分かる​と,気​が​晴れ​ます。話​を​聞い​て​もらえれ​ば,すぐ​に​気持ち​が​すっきり​する​ん​です」。―シルパ。 *

「本当​の​気持ち​を​夫​に​話す​機会​が​ない​と,いつ​まで​も​悩ん​で​しまい​ます。話せれ​ば,それ​で​終わり​に​でき​ます」。―イージン。

「わたし​は​まるで​探偵​の​よう​な​こと​を​し​ます。話し​ながら​問題​の​推移​を​分析​し,その​根本​原因​に​迫ろ​う​と​する​ん​です」。―ルルデス。

男性​は​解決​策​を​示そ​う​と​する。それ​は​もっとも​な​こと​です。男性​は,問題​を​解決​する​こと​に​よっ​て,自分​は​役​に​立っ​て​いる​と​感じる​から​です。頼り​に​なる​こと​を​妻​に​示す​方法​な​の​です。その​ため,自分​の​提案​を​妻​が​受け入れ​よう​と​し​ない​と​当惑​し​ます。「解決​策​なんて​いら​ない​と​言う​の​なら,どうして​問題​に​つい​て​話す​ん​だ。まったく​理解​でき​ない​よ」と,カーク​と​いう​男性​は​述べ​て​い​ます。

しかし,「夫婦​円満​の​ため​の​7​つ​の​原則」(英語)と​いう​本​は​こう​述べ​て​い​ます。「アドバイス​の​前​に,まず​理解​が​必要​で​ある。解決​策​を​提案​する​前​に,問題​を​十分​に​理解​し​て​いる​こと,悩み​に​共感​し​て​いる​こと​を​配偶​者​に​伝える​必要​が​ある。妻​は​多く​の​場合,解決​策​を​考え出し​て​ほしい​と​は​少し​も​思っ​て​い​ない。ただ​話​を​聞い​て​ほしい​だけ​な​の​だ」。

 どう​すれ​ば​よい​か

夫​に​できる​こと: 相手​の​身​に​なっ​て​話​に​耳​を​傾け​ましょ​う。トマス​は​こう​言い​ます。「『話​を​聞く​だけ​で​は​意味​が​ない』と​思う​こと​も​あり​ます​が,妻​が​必要​と​し​て​いる​の​は​まさに​話​を​聞い​て​もらう​こと​な​の​です」。スティーブン​と​いう​人​も​こう​語っ​て​い​ます。「口​を​挟ま​ず​妻​の​話​を​聞く​の​が​一番​良い​と​いう​こと​が​分かり​まし​た。妻​は​話し​終える​と​大抵,ずっ​と​気分​が​良く​なっ​た​と​言い​ます」。

やっ​て​み​ましょ​う: 次​に​妻​と​問題​に​つい​て​話し合う​時​は,頼ま​れ​て​い​ない​アドバイス​を​し​たく​なる​衝動​を​抑え​ましょ​う。相手​の​目​を​見​て,話​を​よく​聞き​ましょ​う。同意​できる​場合​は,うなずき​ましょ​う。話​の​要点​を​復唱​し,ちゃんと​理解​し​て​いる​こと​を​示し​ましょ​う。「妻​は,わたし​が​妻​を​理解​し​て​い​て,妻​の​味方​で​ある​こと​を​知り​たい​だけ,と​いう​こと​も​あり​ます」と,チャールズ​は​言い​ます。―聖書​の​原則: ヤコブ 1:19

妻​に​できる​こと: どうして​ほしい​か​を​夫​に​話し​ましょ​う。「どうして​ほしい​か​なん​て,夫​だ​から​分かっ​て​くれ​て​いる​はず,と​思う​か​も​しれ​ませ​ん。それでも​時​に​は,はっきり​言う​必要​が​ある​ん​です」と​エレニ​は​言い​ます。また,イネス​は​こう​述べ​て​い​ます。「『ちょっと​気​に​なる​こと​が​ある​ん​だ​けど,話​を​聞い​て​くださら​ない? 解決​策​を​考え​て​くれ​なく​て​も​いい​の,わたし​の​気持ち​を​分かっ​て​ほしい​の』と​言え​ます」。

やっ​て​み​ましょ​う: 夫​が​早まっ​て​解決​策​を​提案​する​場合​で​も,無​神経​だ​と​決めつけ​ない​で​ください。多分,あなた​の​荷​を​軽く​し​よう​と​し​て​いる​の​です。エスター​は​こう​述べ​て​い​ます。「イライラ​する​の​で​は​なく,夫​が​本当​は​わたし​を​気遣い,話​を​聞き​たい​と​思っ​て​い​て,わたし​を​助け​たい​だけ​な​の​だ,と​考える​よう​に​し​て​い​ます」。―聖書​の​原則: ローマ 12:10

夫婦​双方​に​できる​こと: わたしたち​は,自分​に​し​て​ほしい​と​思う​とおり​に​他​の​人​に​する​傾向​が​あり​ます。と​は​いえ,問題​に​つい​て​効果​的​に​話し合う​に​は,配偶​者​が​どの​よう​に​し​て​ほしい​と​思っ​て​いる​か​を​考える​必要​が​あり​ます。(コリント​第​一 10:24)ミゲル​と​いう​男性​は​その​こと​に​つい​て​こう​述べ​て​い​ます。「夫​は,妻​の​話​を​進ん​で​聞き​ましょ​う。妻​も,夫​の​述べる​提案​に​喜ん​で​耳​を​傾ける​よう​に​する​の​は​良い​こと​です。夫婦​が​歩み寄る​なら,双方​が​益​を​受ける​の​です」。―聖書​の​原則: ペテロ​第​一 3:8

^ 4節 そう​し​た​違い​は,すべて​の​男女​に​当てはまる​わけ​で​は​あり​ませ​ん。しかし,この​記事​で​取り上げる​聖書​の​アドバイス​は,相手​を​もっと​よく​理解​し,もっと​上手​に​コミュニケーション​を​図る​うえ​で​役立つ​こと​でしょ​う。

^ 7節 この​記事​に​出​て​くる​一部​の​名前​は​変え​て​あり​ます。