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エホバの証人

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敵を知り,戦いに勝つ

敵を知り,戦いに勝つ

「わたしたち​は[サタン]の​謀りごと​を​知ら​ない​わけ​で​は​ない」。コリント​第​二 2:11

歌: 133,27

1. エホバ​は​エデン​で​わたしたち​の​敵​に​つい​て​どんな​こと​を​明らか​に​され​まし​た​か。

アダム​は​蛇​が​話せ​ない​こと​を​知っ​て​い​た​はず​です。ですから,エバ​に​話しかけ​た​の​は​蛇​で​は​なく​霊者​だ​と​考え​た​か​も​しれ​ませ​ん。(創 3:1‐6)アダム​と​エバ​は​この​霊者​に​つい​て​ほとんど​知り​ませ​ん​でし​た。それ​に​も​かかわら​ず,アダム​は​愛情​深い​天​の​父​に​故意​に​背き,その​霊者​と​共​に​神​に​反逆​し​まし​た。(テモ​一 2:14)エホバ​は​すぐ​に​その​敵​に​関する​情報​を​明らか​に​し,その​者​が​最後​に​は​滅ぼさ​れる​と​述べ​まし​た。また,この​霊者​が​しばらく​の​間,神​を​愛する​者​たち​に​反対​する,と​も​警告​し​まし​た。(創 3:15

2,3. メシア​が​到来​する​前​に,聖書​に​サタン​の​こと​が​ほとんど​記さ​れ​なかっ​た​の​は​なぜ​です​か。

2 エホバ​は​ご自分​に​反逆​し​た​天使​の​固有​名​を​明らか​に​し​て​おら​れ​ませ​ん。 * その​敵​の​描写​的​な​名前​を​明らか​に​され​た​の​も,最初​の​反逆​から​2500​年​ほど​後​の​こと​です。(ヨブ 1:6)ヘブライ​語​聖書​の​中​で「反抗​する​者」を​意味​する​サタン​と​いう​名​が​出​て​くる​の​は,歴代誌​第​一,ヨブ​記,ゼカリヤ​書​の​3​つ​の​書​だけ​です。メシア​が​到来​する​前​に,聖書​の​中​に​サタン​の​こと​が​ほとんど​記さ​れ​なかっ​た​の​は​なぜ​でしょ​う​か。

 3 エホバ​が​ヘブライ​語​聖書​に​サタン​や​その​活動​に​つい​て​多く​を​記さ​せ​なかっ​た​の​は,サタン​を​過度​に​目立た​せ​たく​なかっ​た​から​でしょ​う。エホバ​が​ヘブライ​語​聖書​を​書か​せ​た​主​な​目的​は,人々​が​メシア​を​見分け​て​従える​よう​に​する​こと​でし​た。(ルカ 24:44。ガラ 3:24)メシア​で​ある​イエス​が​到来​する​と,エホバ​は​イエス​と​弟子​たち​を​用い​て,サタン​と​サタン​に​従っ​て​いる​天使​たち​に​つい​て​多く​の​こと​を​明らか​に​され​まし​た。 * これ​は​適切​な​こと​です。エホバ​は​イエス​と​油そそが​れ​た​共同​支配​者​たち​を​用い​て,サタン​と​サタン​に​従う​天使​たち​を​滅ぼさ​れる​から​です。(ロマ 16:20。啓 17:14; 20:10

4. 悪魔​を​過度​に​恐れる​必要​が​ない​の​は​なぜ​です​か。

4 ペテロ​は​悪魔​サタン​が「ほえる​ライオン」の​よう​で​ある​と​述べ​て​い​ます。ヨハネ​は​サタン​を「蛇」や「龍」と​呼ん​で​い​ます。(ペテ​一 5:8。啓 12:9)しかし,悪魔​を​過度​に​恐れる​必要​は​あり​ませ​ん。悪魔​の​力​は​限ら​れ​て​いる​から​です。ヤコブ 4:7を​読む。)エホバ,イエス,忠実​な​天使​たち​は​わたしたち​の​味方​で​あり,助け​を​与え​て​くれ​ます。ですから,わたしたち​は​敵​で​ある​サタン​に​抵抗​する​こと​が​でき​ます。でも​次​の​点​に​つい​て​考え​なけれ​ば​なり​ませ​ん。サタン​は​自分​の​支配​下​に​ある​どんな​もの​を​用い​て​人々​を​惑わし​て​い​ます​か。サタン​は​わたしたち​に​どんな​方法​で​影響​を​与え​ます​か。サタン​に​は​どんな​こと​が​でき​ませ​ん​か。こう​し​た​点​を​考え​ながら,教訓​を​学び​ましょ​う。

サタン​は​どんな​もの​を​用い​て​人々​を​惑わし​て​いる​か

5,6. 人間​の​政府​が,人類​に​とっ​て​本当​に​必要​な​変化​を​もたらせ​ない​の​は​なぜ​です​か。

5 かなり​の​数​の​天使​が​サタン​の​反逆​に​加わり​まし​た。大​洪水​前,サタン​は​ある​天使​たち​を​唆し,人間​の​女性​と​性​関係​を​持つ​よう​仕向け​まし​た。聖書​は​その​点​を​象徴​的​な​表現​で​明らか​に​し​て​い​ます。龍​が​自分​と​共​に​天​の​星​の​3​分​の​1​を​地​に​引きずり落とし​た,と​述べ​て​い​ます。(創 6:1‐4。ユダ 6。啓 12:3,4)それら​の​天使​たち​は​神​の​家族​と​の​関係​を​絶っ​て,サタン​に​従う​よう​に​なり​まし​た。彼ら​は​寄り集まっ​た​だけ​の​集団​で​は​あり​ませ​ん。サタン​は​神​の​王国​を​まね​て,目​に​見え​ない​領域​で​政府​を​作り​まし​た。自分​が​王​と​なり,邪悪​な​天使​たち​を​組織​し​て​彼ら​に​権威​を​与え,世​を​支配​さ​せ​て​い​ます。(エフェ 6:12

6 サタン​は​邪悪​な​天使​たち​の​組織​を​使っ​て,人間​の​政府​すべて​に​権威​を​行使​し​て​い​ます。その​こと​は,サタン​が​イエス​に「人​の​住む​地​の​すべて​の​王国」を​見せ,「この​権威​すべて​と​これら​の​栄光​を​あなた​に​上げ​ましょ​う」と​述べ​た​こと​から​分かり​ます。「それ​は​わたし​に​渡さ​れ​て​いる​から​です。だれ​で​も​わたし​の​望む​者​に,わたし​は​それ​を​与える​の​です」と​も​述べ​まし​た。(ルカ 4:5,6)もちろん,多く​の​政府​は​人々​に​対し​て​ある​程度,良い​事柄​を​行なっ​て​い​ます。誠実​に​人々​を​助け​よう​と​し​て​いる​支配​者​も​い​ます。しかし,人間​の​どんな​政府​も​支配​者​も,人類​に​とっ​て​本当​に​必要​な​変化​を​もたらす​こと​は​でき​ませ​ん。(詩 146:3,4。啓 12:12

7. サタン​は​政府​に​加え,偽り​の​宗教​や​商業​体制​を​どの​よう​に​用い​て​い​ます​か。(冒頭​の​挿絵​を​参照。)

7 サタン​と​邪悪​な​天使​たち​は「人​の​住む​」を​惑わす​ため,政府​だけ​で​は​なく,偽り​の​宗教​や​商業​体制​も​用い​て​い​ます。(啓 12:9)サタン​は​偽り​の​宗教​を​通し​て,エホバ​に​つい​て​の​うそ​を​広め​て​い​ます。神​の​名前​を​忘れ​させ​よう​と​も​し​て​い​ます。(エレ 23:26,27)その​結果,多く​の​誠実​な​人​たち​が​欺か​れ,自分​で​は​神​を​ 崇拝​し​て​いる​と​思っ​て​い​て​も,実際​に​は​邪悪​な​天使​たち​を​崇拝​し​て​い​ます。(コリ​一 10:20。コリ​二 11:13‐15)サタン​は​商業​体制​も​使っ​て​うそ​を​広め​て​い​ます。たくさん​の​お金​や​物​が​なけれ​ば​幸せ​に​なれ​ない,と​信じ込ま​せ​よう​と​し​て​い​ます。(箴 18:11)この​うそ​を​信じる​人​たち​は,神​で​は​なく「富」に​仕える​ため​に​多く​の​時間​や​エネルギー​を​費やし​て​い​ます。(マタ 6:24)残念​な​こと​に,お金​や​物​を​愛し​て,神​へ​の​愛​を​失っ​て​しまっ​た​人​も​い​ます。(マタ 13:22。ヨハ​一 2:15,16

8,9. (イ)アダム​と​エバ,反逆​し​た​天使​たち​の​例​から,どんな​2​つ​の​教訓​を​学べ​ます​か。(ロ)サタン​が​人々​を​惑わす​ため​に​どんな​もの​を​用い​て​いる​か​を​知る​こと​に​は,どんな​利点​が​あり​ます​か。

8 アダム​と​エバ,反逆​し​た​天使​たち​の​例​から,2​つ​の​大切​な​教訓​を​学べ​ます。第​一​に,わたしたち​は​エホバ​の​側​に​付く​か​サタン​の​側​に​付く​か,どちら​か​を​選ば​なけれ​ば​なり​ませ​ん。(マタ 7:13)第​二​に,サタン​の​側​に​付い​て​も​得​られる​もの​は​ほとんど​あり​ませ​ん。確か​に,アダム​と​エバ​は,善悪​の​規準​を​自分​で​決める​機会​を​手​に​し​まし​た。邪悪​な​天使​たち​は,人間​の​政府​に​対する​幾らか​の​影響​力​を​得​まし​た。(創 3:22)しかし,サタン​の​側​に​付く​なら​ず​悪い​結果​に​なり​ます。サタン​から​は​本当​に​価値​の​ある​もの​など​得​られ​ない​の​です。(ヨブ 21:7‐17。ガラ 6:7,8

9 サタン​が​人々​を​惑わす​ため​に​どんな​もの​を​用い​て​いる​か​を​考え​まし​た。こう​し​た​点​に​つい​て​知る​こと​に​は,どんな​利点​が​あり​ます​か。第​一​に,政府​の​権威​に​対し​て​バランス​の​取れ​た​見方​が​でき​ます。エホバ​は​わたしたち​に​政府​の​権威​を​尊重​する​よう​求め​て​おら​れ​ます。(ペテ​一 2:17)ご自分​の​規準​に​反し​ない​限り,人間​の​法律​に​従う​こと​も​求め​て​おら​れ​ます。(ロマ 13:1‐4)と​は​いえ​わたしたち​は,中立​を​保ち,特定​の​政党​や​政治​家​を​支持​する​こと​は​し​ませ​ん。(ヨハ 17:15,16; 18:36)第​二​に,伝道​を​行なう​意欲​が​強まり​ます。サタン​が​エホバ​の​名​を​忘れ​させ,エホバ​の​評判​を​損なお​う​と​し​て​いる​こと​を​知る​と,神​に​つい​て​の​真理​を​知らせ​たい​と​いう​意欲​が​強まり​ます。誇り​を​持っ​て​神​の​名​を​担い,用い​ます。神​へ​の​愛​の​ほう​が,お金​や​物​へ​の​愛​より​はるか​に​大切​です。(イザ 43:10。テモ​一 6:6‐10

サタン​は​わたしたち​に​どんな​方法​で​影響​を​与える​か

10‐12. (イ)サタン​は​天使​たち​を​わな​に​掛ける​ため,どんな​えさ​を​使い​まし​た​か。(ロ)多く​の​天使​が​わな​に​掛かっ​た​こと​から,どんな​教訓​を​学べ​ます​か。

10 サタン​は​わたしたち​に​影響​を​与える​ため, あの​手​この​手​を​使い​ます。えさ​を​使っ​て​誘惑​する​こと​も​あれ​ば,力​を​使っ​て​従わせ​よう​と​する​こと​も​あり​ます。

11 サタン​は​どれ​ほど​巧妙​でしょ​う​か。サタン​は​えさ​を​使っ​て​大勢​の​天使​たち​を​わな​に​掛け​まし​た。どう​すれ​ば​天使​たち​を​誘惑​できる​か,かなり​の​時間​を​かけ​て​研究​し​た​に​違いあり​ませ​ん。ある​天使​たち​は​わな​に​掛かり,人間​の​女性​と​性​関係​を​持ち​まし​た。生ま​れ​た​子ども​たち​は,暴力​的​な​巨人​と​なっ​て​人々​を​抑圧​し​まし​た。(創 6:1‐4)サタン​は​天使​たち​に​不​道徳​な​関係​を​持つ​よう​唆し​た​だけ​で​は​なく,人類​を​支配​する​権力​を​得​られる​と​約束​し​た​か​も​しれ​ませ​ん。サタン​は​約束​の「女​の​胤」の​到来​を​妨害​し​よう​と​し​た​の​でしょ​う。(創 3:15)いずれ​に​し​て​も,エホバ​は​大​洪水​に​よっ​て,サタン​や​邪悪​な​天使​たち​の​たくらみ​を​すべて​阻止​さ​れ​まし​た。

サタン​は​不​道徳,不​健全​な​誇り,オカルト​など,えさ​を​使っ​て​誘惑​する。(12,13​節​を​参照。)

12 この​出来事​から​何​を​学べ​ます​か。不​道徳​の​わな​や​誇り​の​危険​性​を​過小​評価​す​べき​で​は​ない​と​いう​こと​です。サタン​の​側​に​付い​た​天使​たち​は​非常​に​長い​間,神​の​前​で​奉仕​し​て​い​まし​た。その​よう​な​恵ま​れ​た​環境​に​い​た​に​も​かかわら​ず,悪い​欲望​を​育て​て​しまい​まし​た。わたしたち​も​神​の​組織​の​地上​の​部分​で​何十​年​も​奉仕​し​て​き​た​か​も​しれ​ませ​ん。その​よう​な​清い​環境​に​い​て​も,汚れ​た​欲望​が​育つ​こと​が​あり​ます。(コリ​一 10:12)ですから,いつも​自分​の​心​を​調べ,不​道徳​な​考え​を​退け,不​健全​な​誇り​を​捨てる​こと​は​とても​大切​です。(ガラ 5:26。コロサイ 3:5を​読む。)

13. サタン​が​使う​別​の​えさ​は​何​です​か。どう​すれ​ば​サタン​の​わな​に​掛から​ず​に​すみ​ます​か。

13 サタン​が​巧み​に​使う​別​の​えさ​は​オカルト​です。偽り​の​宗教​だけ​で​なく​エンターテインメント​産業​を​利用​し​て,悪魔​や​魔術​に​対する​人々​の​関心​を​高め​よう​と​し​て​い​ます。映画​や​ゲーム​や​音楽​など​を​使っ​て,心霊​術​に​対する​好奇​心​を​かき立て​て​い​ます。どう​すれ​ば​その​わな​に​掛から​ず​に​すむ​でしょ​う​か。神​の​組織​が​良い​エンターテインメント​と​悪い​エンターテインメント​の​リスト​を​作っ​て​くれる​わけ​で​は​あり​ませ​ん。わたしたち​各自​が​神​の​規準​に​沿っ​て​良心​を​訓練​する​必要​が​あり​ます。(ヘブ 5:14)神​へ​の​愛​を「偽善​の​ない​もの​に​し​なさい」と​いう​パウロ​の​助言​に​従う​なら,良い​選択​が​でき​ます。(ロマ 12:9)こう​自問​し​て​ください。「この​映画​や​ゲーム​を​選ん​だら,偽善​的​な​人​と​思わ​れ​ない​だろ​う​か。聖書​研究​生​や​再​訪問​先​の​人​は​どう​思う​だろ​う。教え​て​いる​こと​と​行なっ​て​いる​こと​が​一致​し​て​いる​と​思う​だろ​う​か」。他​の​人​に​教え​て​いる​事柄​を​実践​する​努力​を​払う​なら,サタン​の​わな​ に​掛かる​こと​を​避け​られる​でしょ​う。(ヨハ​一 3:18

サタン​は​政府​から​の​禁令,学校​の​友達​から​の​圧力,家族​から​の​反対​など,力​を​使っ​て​攻撃​する。(14​節​を​参照。)

14. サタン​は​力​を​使っ​て,どの​よう​に​わたしたち​を​攻撃​し​ます​か。どの​よう​に​立ち向かう​こと​が​でき​ます​か。

14 サタン​は​えさ​を​使う​だけ​で​は​あり​ませ​ん。力​を​使っ​て​エホバ​へ​の​忠節​を​捨て​させ​よう​と​し​ます。その​ため​に​政府​や​人々​を​用いる​こと​が​あり​ます。例えば,わたしたち​は​政府​から​伝道​を​禁止​さ​れる​か​も​しれ​ませ​ん。聖書​の​道徳​規準​に​従お​う​と​する​と,職場​の​同僚​や​学校​の​友達​から​あざけら​れる​か​も​しれ​ませ​ん。(ペテ​一 4:4)良い​動機​で​は​ある​もの​の,家族​が​集会​に​行か​ない​よう​に​と​言う​か​も​しれ​ませ​ん。(マタ 10:36)どう​し​たら​よい​でしょ​う​か。第​一​に,その​よう​な​反対​や​攻撃​を​受け​て​も​慌てる​必要​は​あり​ませ​ん。サタン​が​わたしたち​と​戦っ​て​いる​こと​を​忘れ​ない​よう​に​し​ましょ​う。(啓 2:10; 12:17)第​二​に,そう​し​た​事柄​の​背後​に​ある​大きな​問題​に​目​を​向ける​必要​が​あり​ます。サタン​は​わたしたち​が​都合​の​良い​時​だけ​エホバ​に​仕える,と​主張​し​て​い​ます。圧力​を​受けれ​ば​神​に​背く,と​言っ​て​いる​の​です。(ヨブ 1:9‐11; 2:4,5)第​三​に,エホバ​に​力​を​求める​こと​が​必要​です。エホバ​は​わたしたち​を​決して​見捨て​たり​し​ませ​ん。(ヘブ 13:5

サタン​に​は​どんな​こと​が​でき​ない​か

15. サタン​は,わたしたち​に​無理やり​何​か​を​させる​こと​が​でき​ます​か。説明​し​て​ください。

15 サタン​は,わたしたち​に​無理やり​何​か​を​させる​こと​は​でき​ませ​ん。(ヤコ 1:14)多く​の​人​は​それ​と​知ら​ず​に​サタン​の​目的​に​沿っ​て​行動​し​て​い​ます。しかし​真理​を​学ん​だ​後​は,エホバ​の​側​に​付く​か​サタン​の​側​に​付く​か​を​決め​なけれ​ば​なり​ませ​ん。(使徒 3:17; 17:30)わたしたち​が​神​の​ご意志​を​行なう​決意​を​し​て​いる​なら,サタン​は​神​へ​の​忠誠​を​捨て​させる​こと​など​でき​ませ​ん。(ヨブ 2:3; 27:5

16,17. (イ)サタン​と​邪悪​な​天使​たち​は,どんな​こと​も​でき​ませ​ん​か。(ロ)声​を​出し​て​祈る​こと​を​恐れる​必要​が​ない​の​は​なぜ​です​か。

16 サタン​と​邪悪​な​天使​たち​に​は,ほか​に​も​でき​ない​こと​が​あり​ます。聖書​に​は,サタン​や​邪悪​な​天使​たち​が​人​の​思い​や​心​を​読める​と​は​書か​れ​て​い​ませ​ん。それ​が​できる​と​述べ​られ​て​いる​の​は​エホバ​と​イエス​だけ​です。(サム​一 16:7。マル 2:8)では,声​を​出し​て​祈る​と,悪魔​や​邪悪​な​天使​たち​が​祈り​の​内容​を​知っ​て​攻撃​し​て​くる​の​で​は​ない​か,と​恐れる​べき​でしょ​う​か。その​必要​は​あり​ませ​ん。わたしたち​は,悪魔​が​見​て​いる​から​と​いっ​て,エホバ​に​奉仕​する​こと​を​恐れ​ませ​ん。同様​に,サタン​が​聞い​て​いる​か​も​しれ​ない​から​と​いっ​て,声​を​出し​て​祈る​こと​を​恐れる​必要​は​あり​ませ​ん。聖書​に​は​声​を​出し​て​祈っ​た​神​の​僕​たち​の​こと​が​記さ​れ​て​い​ます。彼ら​が​悪魔​に​祈り​を​聞か​れる​こと​を​恐れ​た​と​は​述べ​られ​て​い​ませ​ん。(王​一 8:22,23。ヨハ 11:41,42。使徒 4:23,24)最善​を​尽くし​て​神​の​ご意志​に​調和​し​て​語り,行動​する​なら,エホバ​は​悪魔​が​わたしたち​に​永続​する​害​を​もたらす​こと​の​ない​よう​守っ​て​ください​ます。 34:7を​読む。)

17 わたしたち​は​敵​に​つい​て​知る​必要​が​あり​ます​が,おびえる​必要​は​あり​ませ​ん。エホバ​の​助け​に​よっ​て,不​完全​な​わたしたち​も​サタン​を​征服​する​こと​が​でき​ます。(ヨハ​一 2:14)わたしたち​が​サタン​に​立ち向かえ​ば,サタン​は​逃げ去り​ます。(ヤコ 4:7。ペテ​一 5:9)今日,若い​人​たち​は​サタン​の​特別​な​標的​に​なっ​て​いる​よう​です。悪魔​に​しっかり​立ち向かう​ため​に​何​が​できる​でしょ​う​か。次​の​記事​で​は​その​点​を​考え​ます。

^ 2節 聖書​は​何​人​か​の​天使​の​固有​名​を​明らか​に​し​て​い​ます。(裁 13:18。ダニ 8:16。ルカ 1:19。啓 12:7)エホバ​は​すべて​の​星​に​名前​を​付け​まし​た。(詩 147:4)ですから,サタン​に​なっ​た​天使​を​含め​すべて​の​天使​に​も​名前​を​付け​た​こと​でしょ​う。

^ 3節 サタン​と​いう​名前​は​ヘブライ​語​聖書​に​18​回​しか​出​て​き​ませ​ん​が,クリスチャン​・​ギリシャ​語​聖書​に​は​30​回​以上​出​て​き​ます。