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エホバの証人

日本語

「ものみの塔」(研究用)  |  2017年9月

エホバの同情心に倣いましょう

エホバの同情心に倣いましょう

「エホバ,エホバ,憐れみ​と​慈しみ​に​富[む]神」。出 34:6

歌: 142,12

1. エホバ​は​モーセ​に​どんな​こと​を​宣言​さ​れ​まし​た​か。その​言葉​の​どんな​点​に​注目​でき​ます​か。

ある​時,神​は​モーセ​の​前​に​現われ,ご自分​の​名前​と​特質​を​宣言​さ​れ​まし​た。まず​挙げ​られ​た​特質​は,憐れみ​と​慈しみ​です。慈しみ​と​は​同情​心​の​こと​です。出エジプト​記 34:5‐7を​読む。)エホバ​は​力​や​知恵​で​は​なく​憐れみ​や​同情​心​を​強調​し,ご自分​に​仕える​者​たち​を​助け​たい​と​いう​願い​を​表わさ​れ​まし​た。神​の​支え​を​確信​し​たい​と​思っ​て​い​た​モーセ​に​とっ​て,大きな​励み​に​なっ​た​こと​でしょ​う。(出 33:13)エホバ​が​数々​の​特質​の​中​で,まず​憐れみ​と​同情​心​に​言及​さ​れ​た​こと​を​考える​と,心​温まる​思い​が​する​の​で​は​ない​でしょ​う​か。同情​心​を​抱く​と​は,苦しん​で​いる​人​を​思いやり,その​苦しみ​を​和らげ​たい​と​願う​こと​です。この​記事​で​は,同情​心​と​いう​特質​に​注目​し​ます。

2,3. (イ)人間​に​同情​心​が​備わっ​て​いる​こと​を​示す​どんな​例​が​あり​ます​か。(ロ)同情​心​に​つい​て​考える​べき​な​の​は​なぜ​です​か。

2 人間​は​神​の​像​に​造ら​れ​まし​た。エホバ​は​同情​心​の​豊か​な​神​な​の​で,人間​に​も​他​の​人​の​こと​を​気​に​かける​同情​心​が​備わっ​て​い​ます。神​を​知ら​ない​人​も​同情​心​を​示す​こと​が​少なく​あり​ませ​ん。(創 1:27)聖書​に​は,人々​の​同情​心​を​際立た​せる​記述​が​数多く​あり​ます。ソロモン​の​前​で​言い争っ​た​2​人​の​女性​の​こと​を​思い出し​て​ください。 2​人​と​も​子ども​の​母親​は​自分​だ​と​主張​し​まし​た。ソロモン​は​どちら​の​主張​が​正しい​か​を​確かめる​ため,子ども​を​2​つ​に​断ち切る​よう​命じ​まし​た。本当​の​母親​は​とても​そんな​こと​は​でき​ない​と​思い,「子供​を​あの​女​に​上げ​て​ください」と​言い​まし​た。同情​心​に​動かさ​れ​た​の​です。(王​一 3:23‐27)幼い​モーセ​の​命​を​救っ​た​ファラオ​の​娘​の​例​も​あり​ます。見つけ​た​の​が​ヘブライ​人​の​赤ちゃん​で,生かし​て​おい​て​は​いけ​ない​と​いう​こと​を​知っ​て​い​まし​た​が,「その​子​に​対し​て​同情​を​覚え」,自分​の​子​と​し​て​育てる​こと​に​し​まし​た。(出 2:5,6

3 同情​心​に​つい​て​考える​べき​な​の​は​なぜ​でしょ​う​か。聖書​が​エホバ​に​倣う​よう​勧め​て​いる​から​です。(エフェ 5:1)わたしたち​は​同情​心​を​持つ​者​と​し​て​造ら​れ​て​いる​と​は​いえ,不​完全​な​の​で​自分​中心​に​なる​傾向​が​あり​ます。他​の​人​を​助ける​べき​か,自分​の​こと​に​集中​す​べき​か,迷う​こと​が​あり​ます。どう​すれ​ば​他​の​人​に​もっと​深い​同情​心​を​示せる​でしょ​う​か。まず,エホバ​が​どの​よう​に​同情​心​を​示し​て​こら​れ​た​か​を​調べ​て​み​ましょ​う。古代​や​現代​の​人々​の​手本​も​取り上げ​ます。その​後,どの​よう​に​神​の​同情​心​に​倣える​か,また​そう​する​こと​が​どれ​ほど​有益​か​を​考え​ます。

エホバ​は​同情​心​の​完全​な​手本

4. (イ)エホバ​が​ソドム​に​み使い​たち​を​遣わし​た​の​は​なぜ​です​か。(ロ)ロト​と​家族​に​関する​記述​から​何​を​学べ​ます​か。

4 エホバ​が​同情​心​を​示さ​れ​た​例​は​たくさん​あり​ます。ロト​の​例​を​思い出し​て​ください。義人​ロト​は​ソドム​と​ゴモラ​の​人々​の​厚顔​無恥​な​行ない​に「大いに​苦しん​で」い​まし​た。神​は​ソドム​と​ゴモラ​の​不​道徳​な​人々​を​滅ぼす​こと​に​され​まし​た。(ペテ​二 2:7,8)神​は​ロト​を​救い出す​ため​に​み使い​たち​を​遣わさ​れ​まし​た。み使い​たち​は​ロト​と​家族​に​都市​から​早く​逃げる​よう​促し​まし​た。こう​あり​ます。「[ロト]が​手間どっ​て​いる​と,その​人々[み使い​たち]は​彼​に​対する​エホバ​の​同情​の​ゆえに​彼​の​手​と​その​妻​の​手​また​その​二​人​の​娘​の​手​を​つかみ,彼​を​連れ出し​て​市​の​外​に​立た​せ​た」。(創 19:16)この​例​から,エホバ​が​わたしたち​の​経験​する​難しい​状況​を​よく​ご存じ​で​あり,思いやり​を​示し​て​くださる​こと​が​分かり​ます。(イザ 63:7‐9。ヤコ 5:11,脚注。ペテ​二 2:9

5. ヨハネ​第​一 3​章​17​節​など​の​聖句​から​どんな​こと​を​学べ​ます​か。

5 エホバ​は​ご自身​が​同情​心​を​示さ​れ​た​だけ​で​は​なく,同情​心​を​示す​よう​ご自分​の​民​に​も​教え​られ​まし​た。イスラエル​人​に​与え​られ​た​1​つ​の​律法​に​つい​て​考え​ましょ​う。借金​の​担保​と​し​て​衣​を​預かる​こと​に​関する​律法​です。出エジプト​記 22:26,27を​読む。)お金​を​貸し​た​人​は,預かっ​た​衣​を​日没​まで​に​返さ​なけれ​ば​なり​ませ​ん​でし​た。お金​を​借り​た​人​が​寝る​時​に​衣​で​身​を​覆え​なく​なる​から​です。同情​心​に​欠け​た​貸し手​の​中​に​は,衣​を​返し​たく​ない​と​思っ​た​人​が​い​た​か​も​しれ​ませ​ん。エホバ​は​その​よう​な​不​親切​な​こと​を​し​て​は​なら​ない​と​教え​られ​まし​た。神​の​民​は​同情​心​を​示さ​なけれ​ば​なら​なかっ​た​の​です。この​律法​の​基盤​と​なっ​て​いる​原則​から​何​を​学べる​でしょ​う​か。兄弟​たち​の​苦しみ​を​和らげる​ため,進ん​で​必要​な​助け​を​与える​べき​で​ある,と​いう​こと​です。(コロ 3:12。ヤコ 2:15,16。ヨハネ​第​一 3:17を​読む。)

6. 罪​を​犯し​た​イスラエル​人​に​対する​エホバ​の​同情​心​に,どの​よう​に​倣え​ます​か。

6 エホバ​は,イスラエル​人​が​罪​を​犯し​た​時​ に​も​同情​心​を​示さ​れ​まし​た。こう​記さ​れ​て​い​ます。「彼ら​の​父祖​たち​の​神​エホバ​は​その​使者​たち​に​よっ​て​彼ら​に​伝え​させ​続け,何​度​も​遣わさ​れ​た。その​民​と​ご自分​の​住まい​と​に​同情​を​覚え​られ​た​から​で​ある」。(代​二 36:15)わたしたち​も,罪深い​生き方​を​やめ​て​神​の​友​に​なる​見込み​の​ある​人​たち​に​対し​て,同情​心​を​示し​たい​と​思う​はず​です。エホバ​は​将来​の​裁き​の​時​に​一​人​も​滅ぼさ​れ​ない​こと​を​願っ​て​おら​れ​ます。(ペテ​二 3:9)神​は​同情​心​に​動かさ​れ,警告​の​音信​を​与え​て​おら​れ​ます。時間​が​残さ​れ​て​いる​間,その​音信​を​伝え​続け​ましょ​う。

7,8. ある​家族​は​エホバ​の​同情​心​を​感じる​どんな​出来事​を​経験​し​まし​た​か。

7 神​の​同情​心​を​物語る​例​は​たくさん​あり​ます。ミラン(仮名)と​いう​12​歳​の​男​の​子​の​家族​に​つい​て​考え​ましょ​う。1990​年代​前半​に​民族​紛争​が​生じ​て​い​た​時​の​こと​です。ミラン​と​両親​と​弟​は​大会​に​出席​する​ため,何​人​か​の​兄弟​姉妹​と​一緒​に​ボスニア​から​セルビア​に​バス​で​向かい​まし​た。ミラン​の​両親​は​大会​で​バプテスマ​を​受ける​予定​でし​た。国境​に​着い​た​時,兵士​たち​は​自分​たち​と​は​民族​の​違う​ミラン​の​家族​に​バス​から​降りる​よう​命じ​まし​た。他​の​兄弟​たち​は​そのまま​行か​せ​て​もらえ​まし​た​が,ミラン​の​家族​は​国境​を​越える​こと​を​許さ​れ​ませ​ん​でし​た。2​日​後,責任​者​の​兵士​は​上官​に​無線​で​連絡​を​取り,ミラン​の​家族​を​どう​す​べき​か​指示​を​求め​まし​た。家族​は​その​兵士​の​すぐ​前​に​立っ​て​い​た​の​で,上官​の​返事​が​聞こえ​まし​た。「すぐ​に​連れ​て​行っ​て​銃殺​しろ」と​いう​命令​でし​た。

8 その​兵士​が​部下​たち​と​話し​て​い​た​時,見知ら​ぬ​男性​2​人​が​家族​に​近づき,小声​で「わたしたち​は​エホバ​の​証人​です」と​言い​まし​た。バス​に​乗っ​て​い​た​兄弟​たち​から​事情​を​聞い​た​の​です。2​人​は​ミラン​と​弟​に「わたしたち​の​車​に​乗り​なさい」と​言い​まし​た。子ども​の​書類​は​チェック​され​ない​から,と​いう​の​です。両親​に​は,「検問​所​の​裏​を​回っ​て​国境​を​越え​て​ください。国境​の​向こう​側​で​会い​ましょ​う」と​言い​まし​た。ミラン​は​うれしく​思う​半面,不安​も​あり​まし​た。両親​も「そんな​に​簡単​に​通り抜け​られる​でしょ​う​か」と​尋ね​まし​た​が,言わ​れ​た​とおり​に​し​まし​た。2​人​が​歩い​て​行く​間,兵士​たち​に​は​その​姿​が​全く​見え​ない​か​の​よう​でし​た。両親​と​子ども​たち​は​無事,国境​の​向こう​側​で​会う​こと​が​でき,大会​に​も​出席​でき​まし​た。家族​は,助け​を​求める​熱烈​な​祈り​を​エホバ​が​聞き届け​て​くださっ​た,と​感じ​まし​た。もちろん,聖書​に​ある​とおり,エホバ​は​いつ​で​も​物事​に​直接​介入​し​て​ご自分​の​僕​を​保護​さ​れる​わけ​で​は​あり​ませ​ん。(使徒 7:58‐60)でも,ミラン​は​その​時​の​こと​に​つい​て​こう​述べ​て​い​ます。「天使​が​兵士​たち​の​目​を​見え​なく​し​た​か​の​よう​でし​た。エホバ​が​助け​て​くださっ​た​の​だ​と​思い​ます」。(詩 97:10

9. イエス​は​自分​の​ところ​に​来​た​群衆​を​見​て,どの​よう​に​感じ,行動​し​まし​た​か。(冒頭​の​挿絵​を​参照。)

9 イエス​の​手本​から​も​学べ​ます。イエス​は​群衆​を​見​て​同情​を​覚え​まし​た。「彼ら​が,羊飼い​の​い​ない​羊​の​よう​に​痛めつけ​られ,ほうり出さ​れ​て​い​た」から​です。イエス​は​どう​し​まし​た​か。「彼ら​に​多く​の​こと​を​教え​始め​られ」まし​た。(マタ 9:36。マルコ 6:34を​読む。)イエス​は​パリサイ​人​と​は​大きく​異なっ​て​い​まし​た。彼ら​は​人々​を​助ける​気持ち​など​全く​あり​ませ​ん​でし​た。(マタ 12:9‐14; 23: 4。ヨハ 7:49)あなた​は​イエス​の​よう​に,真理​を​求め​て​いる​人々​を​助け​たい​と​思っ​て​い​ます​か。

10,11. 同情​心​を​示す​べき​で​は​ない​場合​が​あり​ます​か。説明​し​て​ください。

10 同情​心​を​示す​べき​で​は​ない​場合​も​あり​ます。サウル​王​は,神​の​民​の​敵​で​ある​アガグ​の​命​を​容赦​し,羊​や​牛​の​群れ​の​最も​良い​もの​も​殺し​ませ​ん​でし​た。自分​で​は​同情​心​を​示し​た​つもり​でし​た​が,神​の​指示​に​背い​て​い​まし​た。その​ため​イスラエル​の​王​の​立場​から​退け​られ​まし​た。(サム​一 15:3,9,15)エホバ​は​義​に​かなっ​た​裁き主​で​あり,人​の​心​を​読む​こと​が​でき​ます。同情​心​を​示す​べき​で​は​ない​時​を​正しく​見極め​られ​ます。(哀 2:17。エゼ 5:11)神​は​間​も​なく,ご自分​に​従お​う​と​し​ない​者​すべて​に​裁き​を​執行​さ​れ​ます。(テサ​二 1:6‐10)その​時,邪悪​な​人々​に​同情​心​を​示さ​れる​こと​は​あり​ませ​ん。他方,義​に​かなっ​た​人々​に​は​同情​心​を​示し,彼ら​を​救わ​れ​ます。

11 だれ​が​生き残る​か​を​決める​の​は​わたしたち​で​は​あり​ませ​ん。わたしたち​の​務め​は,今,人々​を​助ける​ため​に​できる​限り​の​こと​を​行なう​こと​です。では,他​の​人​に​どの​よう​に​同情​心​を​示す​こと​が​できる​でしょ​う​か。

同情​心​を​示す​方法

12. 他​の​人​に​どの​よう​に​同情​心​を​示せ​ます​か。

12 普段​の​生活​で​助ける。イエス​に​倣い​たい​と​思う​なら,兄弟​姉妹​や​隣人​に​同情​心​を​示す​必要​が​あり​ます。(ヨハ 13:34,35。ペテ​一 3:8)同情​心​に​は「共​に​苦しむ」と​いう​意味​も​あり​ます。同情​心​を​抱く​人​は,困っ​て​いる​人​を​助け,その​人​の​苦しみ​を​和らげ​よう​と​し​ます。そう​する​機会​を​探し​ましょ​う。例えば,雑用​を​し​たり​買い物​を​手伝っ​たり​する​こと​が​できる​か​も​しれ​ませ​ん。(マタ 7:12

同情​心​を​示し,他​の​人​を​助ける。(12​節​を​参照。)

13. 災害​の​時,神​の​民​は​どの​よう​に​同情​心​を​示し​ます​か。

13 救援​活動​に​参加​する。多く​の​人​たち​は​災害​に​遭っ​た​人​たち​を​助ける​こと​に​よっ​て,同情​心​を​示し​て​い​ます。エホバ​の​民​は,災害​時​に​進ん​で​援助​を​行なう​こと​で​知ら​れ​て​い​ます。(ペテ​一 2:17)2011​年​に​日本​で​地震​と​津波​ の​ため​大きな​被害​が​生じ​た​時,国内​外​から​大勢​の​ボランティア​が​駆けつけ,家​や​王国​会館​を​修理​する​ため​一生​懸命​に​働き​まし​た。被災​地​に​住ん​で​い​た​ある​姉妹​は​その​様子​に「とても​励まさ​れ,慰め​られ」まし​た。こう​書い​て​い​ます。「この​経験​を​通し​て,エホバ​や​兄弟​姉妹​の​深い​気遣い​を​感じ​まし​た。世界​中​の​兄弟​姉妹​も​祈っ​て​くださっ​て​いる​の​です」。

14. 病気​の​人​や​年配​の​人​を​どの​よう​に​助ける​こと​が​でき​ます​か。

14 病気​の​人​や​年配​の​人​を​助ける。病気​や​老齢​の​ため​に​つらい​思い​を​し​て​いる​人​たち​を​見る​と,助け​に​なり​たい​と​いう​気持ち​に​なり​ます。病気​や​老化​が​なくなる​時​を​待ち望み,神​の​王国​が​来る​こと​を​祈り​求め​ます。病気​の​人​や​年配​の​人​を​助ける​ため​に,今​で​きる​こと​を​行ない​たい​と​も​思い​ます。ある​著述​家​の​男性​は,アルツハイマー​病​を​患う​老齢​の​母親​の​経験​に​つい​て​述べ​て​い​ます。ある​日,母親​は​服​を​汚し​て​しまい​まし​た。何​と​か​し​よう​と​し​て​い​た​ところ,玄関​の​ベル​が​鳴り​まし​た。定期​的​に​訪ね​て​くる​2​人​の​エホバ​の​証人​の​女性​でし​た。2​人​から「お手伝い​し​ましょ​う​か」と​尋ね​られ,女性​は「お恥ずかしい​です​が,お願い​し​ます」と​答え​まし​た。2​人​は​女性​の​手助け​を​し,お茶​を​入れ​て​しばらく​一緒​に​おしゃべり​し​まし​た。息子​は​とても​感謝​し,こう​書き​まし​た。「本当​に​りっぱ​な​人​たち​だ。伝道​し​て​いる​事柄​を​実践​し​て​いる」。あなた​は​同情​心​に​動かさ​れ,病気​の​人​や​年配​の​人​を​助ける​ため​に​自分​に​できる​こと​を​何​で​も​行ない​ます​か。(フィリ 2:3,4

15. 宣教​が​重要​な​の​は​なぜ​です​か。

15 エホバ​に​つい​て​教える。わたしたち​は,様々​な​問題​や​不安​を​抱える​人​たち​を​助け​たい​と​願っ​て​い​ます。一番​助け​に​なる​の​は,神​に​つい​て​知らせ,王国​が​人類​の​ため​に​行なう​事柄​を​伝える​こと​です。神​の​規準​に​従っ​て​生活​する​の​が​なぜ​有益​か​を​教える​こと​も​大切​です。(イザ 48:17,18)あなた​は​宣教​を​さらに​行なう​こと​が​でき​ます​か。宣教​は,エホバ​に​誉れ​を​もたらし,他​の​人​に​同情​心​を​示す​素晴らしい​方法​です。(テモ​一 2:3,4

自分​自身​に​とっ​て​も​有益

16. 同情​心​を​示す​人​は​どんな​益​を​得​ます​か。

16 精神​衛生​の​専門​家​に​よる​と,同情​心​を​示す​なら,自分​自身​の​健康​が​向上​し,人間​関係​が​スムーズ​に​なり​ます。他​の​人​を​助ける​と,幸福​感​が​増し,楽観​的​な​見方​が​でき,孤独​感​が​和らぎ,マイナス​思考​に​陥ら​ず​に​すみ​ます。同情​心​を​示す​こと​は​自分​に​とっ​て​も​有益​な​の​です。(エフェ 4:31,32)他​の​人​を​親切​に​助け​よう​と​努力​する​クリスチャン​は,正しい​良心​を​持て​ます。神​に​喜ば​れる​事柄​を​行なっ​て​いる​と​いう​自覚​が​ある​から​です。同情​心​の​ある​人​は,より​良い​親,夫,妻,友​に​なれ​ます。他​の​人​に​進ん​で​同情​心​を​示す​なら,自分​が​困っ​た​時​に​も​助け​や​支え​を​得る​こと​が​できる​でしょ​う。マタイ 5:7; ルカ 6:38を​読む。)

17. 同情​心​を​培い,示し​たい​と​思う​の​は​なぜ​です​か。

17 わたしたち​が​同情​心​を​培い​たい​と​願う​主​な​理由​は,自分​に​とっ​て​益​に​なる​から​で​は​あり​ませ​ん。愛​と​同情​心​の​源​で​あら​れる​エホバ​神​に​倣い,神​に​栄光​を​もたらす​こと​が​できる​から​です。(箴 14:31)エホバ​は​同情​心​を​示す​点​で​完全​な​手本​です。では,神​の​手本​に​倣い,同情​心​を​示す​ため​に​できる​限り​の​こと​を​行ない​ましょ​う。そうすれば,兄弟​たち​と​の​愛​の​絆​を​強め,隣人​と​の​良い​関係​を​築く​こと​が​できる​でしょ​う。(ガラ 6:10。ヨハ​一 4:16