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エホバの証人

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どのようにして個人的な決定を下しますか

どのようにして個人的な決定を下しますか

「何​が​エホバ​の​ご意志​で​ある​か​を​見分け​て​ゆき​なさい」。―エフェ 5:17

歌: 69,57

1. 聖書​に​ある​神​の​命令​を​幾つ​か​挙げ​て​ください。それ​に​従う​こと​に​は,どんな​益​が​あり​ます​か。

エホバ​は​聖書​を​通し​て​幾つ​も​の​明確​な​命令​を​与え​て​おら​れ​ます。例えば,性​の​不​道徳,偶像​礼拝,盗み,大酒​など​を​禁じ​て​おら​れ​ます。(コリ​一 6:9,10)また,神​の​子​イエス​・​キリスト​は​追随​者​たち​に​重要​な​任務​を​与え,次​の​よう​に​命じ​まし​た。「行っ​て,すべて​の​国​の​人々​を​弟子​と​し,父​と​子​と​聖霊​と​の​名​に​おい​て​彼ら​に​バプテスマ​を​施し,わたし​が​あなた方​に​命令​し​た​事柄​すべて​を​守り行なう​よう​に​教え​なさい。そして,見よ,わたし​は​事物​の​体制​の​終結​の​時​まで​いつ​の​日​も​あなた方​と​共​に​いる​の​です」。(マタ 28:19,20)神​の​律法​や​おきて​は,わたしたち​を​保護​し​て​き​まし​た。自尊​心​を​高め,健康​を​保ち,家族​と​し​て​幸福​に​生活​する​うえ​で​も​役立っ​て​い​ます。さらに​重要​な​点​と​し​て,宣べ伝える​こと​を​含め​神​の​命令​に​忠節​に​従う​こと​に​より,エホバ​の​是認​と​祝福​を​受け​て​い​ます。

2,3. (イ)聖書​が,生活​の​あらゆる​事柄​に​関する​規則​を​設け​て​い​ない​の​は​なぜ​です​か。(ロ)この​記事​で​は​どんな​点​を​考え​ます​か。(冒頭​の​写真​を​参照。)

2 しかし,聖書​が​明確​な​命令​を​与え​て​い​ない​事柄​も​たくさん​あり​ます。例えば,クリスチャン​に​とっ​て​どんな​服装​が​ふさわしい​か​ に​つい​て,細か​な​規則​は​あり​ませ​ん。これ​は​エホバ​の​知恵​の​表われ​です。なぜ​でしょ​う​か。服装​や​習慣​は​国​に​よっ​て​異​なり,時代​と​共​に​変化​する​から​です。もし​聖書​に​ふさわしい​服装​の​リスト​が​載せ​られ​て​い​た​と​し​たら,それ​は​時代​後れ​に​なっ​て​いる​でしょ​う。同様​の​理由​で,聖書​に​は​仕事​や​医療​や​娯楽​の​選択​に​つい​て​多く​の​規則​は​記さ​れ​て​い​ませ​ん。ですから,こう​し​た​事柄​に​関する​決定​は,個人​や​家族​の​頭​に​ゆだね​られ​て​い​ます。

3 では,わたしたち​が​どんな​選択​を​し​て​も,エホバ​に​とっ​て​それ​ほど​重要​で​は​ない​の​でしょ​う​か。わたしたち​の​決定​が​生活​に​大きな​影響​を​与える​場合​は​どう​です​か。聖書​中​の​律法​に​反し​ない​決定​で​あれ​ば,どんな​決定​で​も​天​の​父​は​受け入れ​て​くださる​の​でしょ​う​か。明確​な​律法​が​ない​場合,どう​すれ​ば​エホバ​に​喜ば​れる​選択​が​でき​ます​か。

どんな​決定​を​下す​か​が​重要​な​の​は​なぜか

4,5. わたしたち​の​決定​は​自分​と​他​の​人​に​どんな​影響​を​与え​ます​か。

4 どんな​選択​を​し​て​も​大した​問題​で​は​ない,と​考える​人​も​い​ます。しかし,エホバ​に​喜ば​れる​賢明​な​決定​を​する​ため​に​は,聖書​中​の​律法​と​原則​に​つい​て​考え,それ​に​従わ​なけれ​ば​なり​ませ​ん。例えば,神​の​是認​を​受ける​に​は,血​に​関する​神​の​律法​に​調和​し​て​行動​する​必要​が​あり​ます。(創 9:4。使徒 15:28,29)聖書​中​の​原則​や​律法​に​基づい​て​決定​を​下す​うえ​で,祈り​も​役立ち​ます。

5 個人​的​な​決定​は,霊的​な​健康​に​大きな​影響​を​及ぼし​ます。一つ​一つ​の​決定​は,良く​も​悪く​も,エホバ​と​の​関係​に​影響​を​与える​でしょ​う。良い​決定​を​すれ​ば​神​と​の​関係​が​強まり,悪い​決定​を​すれ​ば​神​と​の​関係​が​損なわ​れ​ます。また,良く​ない​決定​を​する​と,他​の​人​に​霊的​な​害​を​与えかね​ませ​ん。兄弟​姉妹​に​不快​な​思い​を​させ​たり,つまずか​せ​たり,会衆​の​一致​を​損なっ​たり​する​か​も​しれ​ない​の​です。確か​に,どんな​個人​的​な​決定​を​下す​か​は​重要​です。―ローマ 14:19; ガラテア 6:7を​読む。

6. どの​よう​に​し​て​決定​を​下す​べき​です​か。

6 聖書​に​明確​な​命令​が​ない​事柄​の​場合,どう​す​べき​です​か。関係​する​事柄​を​よく​調べ,単なる​好み​で​決める​の​で​は​なく,エホバ​が​何​を​是認​し​祝福​し​て​くださる​か​を​考え​て​決定​する​必要​が​あり​ます。―詩編 37:5を​読む。

エホバ​の​ご意志​を​見分ける

7. ある​事柄​に​つい​て​聖書​に​明確​な​律法​が​ない​場合,エホバ​が​わたしたち​に​何​を​望ん​で​おら​れる​か,どう​すれ​ば​分かり​ます​か。

7 しかし,「ある​事柄​に​つい​て​聖書​に​明確​な​命令​が​ない​場合,エホバ​が​何​を​是認​さ​れる​の​か,どう​すれ​ば​分かる​だろ​う」と​思う​か​も​しれ​ませ​ん。エフェソス 5​章​17​節​は,「何​が​エホバ​の​ご意志​で​ある​か​を​見分け​て​ゆき​なさい」と​述べ​て​い​ます。聖書​に​明確​な​律法​が​ない​場合,神​の​ご意志​を​どの​よう​に​見分ける​こと​が​できる​でしょ​う​か。神​に​祈り,聖霊​に​よる​導き​を​受け入れる​こと​が​必要​です。

8. イエス​は,エホバ​が​何​を​望ん​で​おら​れる​か​を​どの​よう​に​見分ける​こと​が​でき​まし​た​か。例​を​挙げ​て​ください。

8 イエス​の​例​を​考え​ましょ​う。イエス​は,み父​が​何​を​望ん​で​おら​れる​か​を​見分ける​こと​が​でき​まし​た。聖書​に​は,イエス​が​まず​祈っ​ て​から​大勢​の​人​たち​に​奇跡​的​に​食物​を​与え​た​と​いう​記録​が​2​つ​あり​ます。(マタ 14:17‐20; 15:34‐37)しかし,イエス​は​荒野​に​い​た​時,空腹​でし​た​が,石​を​パン​に​変える​よう​に​と​いう​悪魔​の​誘惑​を​退け​まし​た。マタイ 4:2‐4を​読む。)なぜ​です​か。み父​の​考え​を​深く​理解​し​て​い​た​から​です。自分​の​利益​の​ため​に​奇跡​を​行なう​の​は​神​の​ご意志​で​は​ない,と​いう​こと​を​知っ​て​い​まし​た。イエス​は​誘惑​を​退ける​こと​に​より,エホバ​の​導き​と​世話​に​頼っ​て​いる​こと​を​示し​まし​た。

9,10. どう​すれ​ば​賢明​な​決定​が​でき​ます​か。例え​で​説明​し​て​ください。

9 イエス​の​よう​に​賢明​な​決定​を​する​に​は,エホバ​の​導き​に​頼ら​なけれ​ば​なり​ませ​ん。次​の​賢明​な​助言​に​従う​必要​が​あり​ます。「心​を​つく​し​て​エホバ​に​依り頼め。自分​の​理解​に​頼っ​て​は​なら​ない。あなた​の​すべて​の​道​に​おい​て​神​を​認めよ。そうすれば,神​ご自身​が​あなた​の​道筋​を​まっすぐ​に​し​て​くださる。自分​の​目​から​見​て​賢い​者​と​なっ​て​は​なら​ない。エホバ​を​恐れ,悪​から​遠ざかれ」。(箴 3:5‐7)聖書​を​研究​し​て​エホバ​の​お考え​を​知る​なら,ある​事柄​に​関し​て​神​が​何​を​望ん​で​おら​れる​か​を​見分ける​こと​が​でき​ます。エホバ​の​お考え​を​知れ​ば​知る​ほど,わたしたち​の​心​は​神​の​導き​を​敏感​に​感じ取れる​よう​に​なる​でしょ​う。―エレ 31:33

10 例え​で​考え​ましょ​う。ある​女性​が​買い物​の​時,素敵​な​靴​を​見つけ,欲しく​なり​ます。でも,とても​高価​です。「こんな​に​高い​靴​を​買っ​たら,夫​は​どう​思う​か​しら」と​考え​ます。たとえ​夫​が​その​場​に​い​なく​て​も,夫​が​何​と​言う​か​は​分かる​でしょ​う。なぜ​です​か。それ​まで​一緒​に​暮らし​て​き​た​の​で,夫​の​金銭​感覚​を​知っ​て​おり,その​靴​を​買っ​たら​夫​が​どう​思う​か​を​理解​し​て​いる​の​です。同様​に,わたしたち​も​エホバ​の​お考え​や​物事​の​行ない​方​を​よく​知る​に​つれ,様々​な​状況​に​おい​て​天​の​父​が​何​を​望ま​れる​か​を,いっそう​よく​理解​できる​よう​に​なり​ます。

エホバ​の​お考え​を​知る​方法

11. 聖書​を​読ん​だり​研究​し​たり​する​際,どんな​こと​を​自問​でき​ます​か。(「 聖書​を​研究​する​際,自問​できる​事柄」の​囲み​を​参照。)

11 エホバ​の​お考え​を​知る​に​は,個人​研究​を​よく​行なう​必要​が​あり​ます。聖書​を​読ん​だり​研究​し​たり​する​際,こう​自問​でき​ます。「この​記述​から,エホバ​に​つい​て,また​エホバ​の​物事​の​行ない​方​や​お考え​に​つい​て,何​が​分かる​だろ​う​か」。わたしたち​は​次​の​よう​に​歌っ​た​詩編​作者​ダビデ​と​同じ​態度​を​持つ​べき​です。「エホバ​よ,あなた​の​道​を​わたし​に​知らせ​て​ください。あなた​の​道筋​を​わたし​に​教え​て​ください。わたし​を​あなた​の​真理​に​よっ​て​歩ま​せ,わたし​に​教え​て​ください。あなた​は​わたし​の​救い​の​神​だ​から​です。わたし​は​一日​じゅう​あなた​を​待ち望み​まし​た」。(詩 25:4,5)聖句​を​読む​際,次​の​よう​な​点​を​熟考​でき​ます。「この​情報​を​生活​の​中​で​どの​よう​に​適用​できる​だろ​う​か。どんな​場面​で​適用​できる​だろ​う​か。家庭,職場,学校,宣教​に​おい​て​適用​できる​だろ​う​か」。どんな​場面​で​適用​できる​か​が​分かれ​ば,どの​よう​に​適用​できる​か​も​容易​に​見分ける​こと​が​できる​でしょ​う。

12. クリスチャン​の​出版​物​や​集会​は,様々​な​事柄​に​関する​エホバ​の​お考え​を​知る​うえ​で​どの​よう​に​役立ち​ます​か。

12 エホバ​の​お考え​を​いっそう​よく​知る​ため​ の​別​の​方法​は,神​の​組織​から​与え​られる​聖書​に​基づく​導き​に​十分​な​注意​を​払う​こと​です。例えば,「ものみの塔​出版​物​索引」や「エホバ​の​証人​の​ため​の​リサーチガイド」は,個人​的​な​決定​が​必要​な​様々​な​事柄​に​つい​て,エホバ​の​お考え​を​学ぶ​助け​に​なり​ます。また,集会​で​注意深く​耳​を​傾け,参加​する​こと​も,非常​に​有益​です。集会​で​学ぶ​事柄​を​熟考​する​なら,エホバ​の​お考え​を​いっそう​よく​理解​し,自分​の​もの​と​する​こと​が​でき​ます。エホバ​から​の​こう​し​た​助け​を​十分​活用​する​なら,エホバ​の​物事​の​行ない​方​に​関する​理解​が​深まり,愛​ある​神​に​祝福​さ​れる​よう​な​決定​を​下す​こと​が​できる​でしょ​う。

エホバ​の​お考え​を​導き​に​し​て​決定​する

13. エホバ​の​お考え​を​知る​こと​は,賢明​な​決定​を​下す​うえ​で​どの​よう​に​役立ち​ます​か。例​を​挙げ​て​説明​し​て​ください。

13 エホバ​の​お考え​を​知る​こと​は,賢明​な​決定​を​下す​うえ​で​どの​よう​に​役立つ​でしょ​う​か。1​つ​の​例​で​考え​ましょ​う。あなた​は​正規​開拓​奉仕​を​始め​たい​と​思っ​て​い​ます。その​ため​に​生活​を​簡素​に​し​始め​ます。でも,お金​や​物​が​少なく​て​も​幸せ​で​いら​れる​だろ​う​か,と​いう​心配​も​あり​ます。もちろん,聖書​に​は​開拓​奉仕​を​する​よう​に​と​いう​命令​は​ない​の​で,伝道​者​と​し​て​忠実​に​奉仕​し​続ける​こと​も​でき​ます。しかし​イエス​は,王国​の​ため​に​犠牲​を​払う​人​が​豊か​な​祝福​を​受ける​と​保証​し​て​い​ます。ルカ 18:29,30を​読む。)また​聖書​に​よれ​ば,わたしたち​が​賛美​の「自発​的​な​捧げ物」を​し,真​の​崇拝​の​ため​に​自分​に​できる​こと​を​快く​行なう​とき,エホバ​は​喜ん​で​ください​ます。(詩 119:108。コリ​二 9:7)聖書​から​こう​し​た​点​を​熟考​し,神​の​導き​を​祈り​求める​なら,エホバ​の​お考え​を​見分け​られる​に​違いあり​ませ​ん。そうすれば,天​の​父​に​祝福​し​て​いただける​賢明​な​決定​を​下せる​でしょ​う。

14. ある​スタイル​の​服装​が​エホバ​に​喜ば​れる​か​どう​か​は,どう​すれ​ば​分かり​ます​か。

14 別​の​例​を​考え​ましょ​う。あなた​は​ある​スタイル​の​服​を​着​たい​と​思い​ます​が,会衆​に​は​快く​思わ​ない​人​たち​が​い​そう​です。もちろん,聖書​に​は​その​服装​を​禁じる​律法​は​あり​ませ​ん。でも,エホバ​は​どんな​見方​を​される​でしょ​う​か。使徒​パウロ​は,霊感​を​受け​た​次​の​助言​を​記し​て​い​ます。「女​も,よく​整え​られ​た​服装​を​し,慎み​と​健全​な​思い​と​を​もっ​て​身​を​飾り,髪​の​いろいろ​な​編み方,また​金​ や​真珠​や​非常​に​高価​な​衣装​など​で​は​なく,神​を​あがめる​と​言い表わす​女​に​ふさわしい​仕方​で,すなわち​良い​業​に​よっ​て​身​を​飾る​よう​に​望み​ます」。(テモ​一 2:9,10)この​助言​は​クリスチャン​の​男性​に​も​当てはまり​ます。エホバ​の​献身​し​た​僕​は​自分​の​好み​だけ​を​考える​の​で​は​なく,自分​の​服装​や​身なり​が​他​の​人​に​与える​影響​に​も​関心​を​向け​ます。慎み​と​愛​が​あれ​ば,兄弟​姉妹​の​見方​も​考慮​に​入れ,戸惑わ​せ​たり​不快​に​させ​たり​し​ない​よう​に​する​はず​です。(コリ​一 10:23,24。フィリ 3:17)聖書​の​言葉​を​思い​に​留める​なら,この​問題​に​関する​エホバ​の​お考え​を​見分け,エホバ​に​喜ば​れる​決定​を​下せる​でしょ​う。

15,16. (イ)わたしたち​が​不​道徳​な​事柄​を​考え​続ける​なら,エホバ​は​どう​お感じ​に​なり​ます​か。(ロ)娯楽​に​関し​て,どう​すれ​ば​エホバ​に​喜ば​れる​選択​が​でき​ます​か。(ハ)重大​な​決定​を​下す​際,どう​す​べき​です​か。

15 聖書​に​よれ​ば,人々​が​邪悪​な​道​を​進み,「考え​の……傾向​が​終始​ただ​悪​に​向かう」時,エホバ​は​心​を​痛め​られ​ます。創世記 6:5,6を​読む。)ですから,性的​な​事柄​を​空想​する​こと​は​間違っ​て​いる​と​言え​ます。そう​し​た​空想​は,聖書​で​禁じ​られ​て​いる​重大​な​罪​に​至りかね​ず,エホバ​の​お考え​に​反する​から​です。弟子​ヤコブ​は​こう​書き​まし​た。「上​から​の​知恵​は​まず​第​一​に​貞潔​で​あり,次い​で,平和​を​求め,道理​に​かな​い,進ん​で​従い,憐れみ​と​良い​実​と​に​満ち,不​公平​な​差別​を​せ​ず,偽善​的​で​あり​ませ​ん」。(ヤコ 3:17)この​点​を​意識​し​て​いる​なら,汚れ​た​考え​や​傾向​を​助長​する​娯楽​を​避ける​はず​です。エホバ​の​お考え​を​よく​理解​し​て​いれ​ば,神​の​憎ま​れる​事柄​を​特色​と​する​本​や​映画​や​ゲーム​を​楽しん​で​よ​い​か​どう​か,判断​に​迷う​こと​は​あり​ませ​ん。エホバ​の​見方​は​聖書​に​はっきり​示さ​れ​て​いる​から​です。

16 決定​を​下す​際​に​選択​肢​が​幾つ​か​あり,その​どれ​を​選ん​で​も​エホバ​は​喜ん​で​くださる,と​いう​場合​も​ある​でしょ​う。しかし,重大​な​決定​を​下す​際​に​は,長老​の​助言​や​経験​ある​クリスチャン​の​アドバイス​を​求める​と​よい​でしょ​う。(テト 2:3‐5。ヤコ 5:13‐15)もちろん,他​の​人​に​決定​し​て​もらお​う​と​す​べき​で​は​あり​ませ​ん。自分​の​知覚​力​を​訓練​し,働か​せる​必要​が​あり​ます。(ヘブ 5:14)パウロ​も​こう​助言​し​て​い​ます。「人​は​おのおの​自分​の​荷​を​負う​の​です」。―ガラ 6:5

17. エホバ​に​喜ば​れる​決定​を​下す​なら,どんな​益​が​得​られ​ます​か。

17 エホバ​の​お考え​に​基づい​て​決定​を​下す​なら,エホバ​に​いっそう​近づき,エホバ​の​是認​と​祝福​を​受ける​こと​が​でき​ます。(ヤコ 4:8)そして,天​の​父​へ​の​信仰​が​強まり​ます。ですから,聖書​中​の​律法​と​原則​を​導き​に​し​ましょ​う。そこ​に​は​神​の​見方​が​示さ​れ​て​いる​から​です。わたしたち​は​永遠​に​わたっ​て,エホバ​に​つい​て​新た​な​こと​を​学び​続ける​でしょ​う。(ヨブ 26:14)しかし,いま​勤勉​に​努力​する​こと​に​より,賢明​な​決定​を​下す​ため​の​知恵​や​知識​や​識別​力​を​得る​こと​が​でき​ます。(箴 2:1‐5)不​完全​な​人間​の​考え​や​計画​は​変わり​やすい​もの​です。しかし,詩編​作者​が​述べる​とおり,「エホバ​の​計り事​は​定め​の​ない​時​に​至る​まで​立ち,その​心​の​考え​は​代々​に​及」び​ます。(詩 33:11)最も​深い​知恵​を​持た​れる​エホバ​神​の​お考え​に​沿っ​て​考え,行動​する​なら,最善​の​決定​を​下す​こと​が​できる​の​です。