詩編 78:1‐72

  • 神の世話と,イスラエルの信仰の欠如

    • 将来の世代に伝える2‐8

    • 神に信仰を持たなかった22

    • 「天の穀物」24

    • 「イスラエルの聖なる方を悲しませた」41

    • エジプトから約束の地へ43‐55

    • 神に挑み続けた56

マスキル*。アサフ+による。 78  私の民,私の律法*を聞け。私の言葉に耳を傾けよ。   私は口を開いて格言を語る。昔の謎を持ち出す+   私たちが聞いて知った事,父たちが語り伝えた事を+   私たちは子孫に隠さない。次の世代に語り伝える+エホバの見事な行いと強さ+行った素晴らしいことを+   神はヤコブに教訓*を与え,イスラエルに律法を定めた。そして私たちの父祖に命じた。これらのことを子供たちに教えるようにと+   こうして,次の世代,生まれてくる子供たちがそれを知り+今度は自分の子供たちに語り伝える+   それで,子孫は神を信頼する。神が行ったことを忘れず+神のおきてを守る+   父祖のようにはならない。父祖は,意地を張る反逆的な世代+心が定まらない世代であり+神に忠実ではなかった。   エフライム族は弓で武装した。しかし戦いの日に退却した。 10  神の契約を守らず+神の律法に従って歩むことを拒んだ+ 11  神が行ったことを忘れた+神が見せた素晴らしい偉業を+ 12  神は父祖の前で驚くべきことを行った+エジプトで,ツォアンの地域で+ 13  人が渡れるよう海を分け,水をせき止めて壁のようにした+ 14  昼,雲によって導いた。夜通し,火の光によって導いた+ 15  荒野の岩を割り,存分に飲ませた。海のように豊富な水を+ 16  大岩から水を流れさせ,川のように下らせた+ 17  それでも,父祖は神に対して罪を犯し続けた。砂漠で至高者に反逆した+ 18  心の中で神に挑んだ+欲望のままに食物を求めた。 19  それで神に逆らって言った。「神は荒野で食事を用意できるのか+」。 20  そこで神は岩を打った。水が流れ,豊かにあふれ出た+「神はパンも与えることができるのか。また,民に肉を出せるのか+」。 21  エホバは聞いて憤った++がヤコブに向かって燃え盛り,怒りがイスラエルに向かって燃え上がった+ 22  神に信仰を持たず+救う力に頼らなかったから。 23  それで神は大空の雲に命じ,天の扉を開いた。 24  マナを雨のように降らせて食べさせ,天の穀物を与えた+ 25  人々は力の強い者*たち+のパンを食べ,神から食物を十分に与えられた+ 26  神は天に東風を起こし,力によって南風を吹かせた+ 27  肉を土ぼこりのように降らせた。鳥を海辺の砂のように降らせた。 28  それをご自分の宿営の中に,幕屋の周囲に落とした。 29  人々は食べて満腹になった。神は人々が欲しがるものを与えた+ 30  しかし欲望がまだ満たされないうちに,食物がまだ口にある間に, 31  神の憤りが燃え上がった+神は,屈強な者たちを殺し+イスラエルの若者たちを倒れさせた。 32  それでも人々は,ますます罪を犯した+神の素晴らしい偉業に信仰を持たなかった+ 33  それで神は彼らの日々を終わらせた。彼らの年月はまるで一呼吸のよう+突然の恐怖によって幕を閉じた。 34  神が彼らを殺すたびに,残った人々は神を探し求めた+帰ってきて神を探した。 35  そして思い出した。神が自分たちの岩であり+至高の神が救って*くださることを+ 36  しかし口で神をだまそうとした。舌で神にうそをついた。 37  心が神にしっかり付いていなかった+契約に忠実でなかった+ 38  それでも神は憐れみ深く+,過ちを許した*滅ぼすことはしなかった+何度も怒りをこらえた+憤りを募らせたりせずに。 39  神は思い出した。彼らが人であることを+吹くと戻ってこない風である*ことを。 40  人々は何度荒野で神に反逆し+砂漠で神を傷つけたことだろう+ 41  繰り返し神を試し+イスラエルの聖なる方を悲しませた。 42  神の力を思い出さなかった。敵対者から助け出された*日のことを+ 43  神がエジプトでしるしとなることを+ツォアンの地域で奇跡を行ったことを。 44  ナイルの運河を血に変え+川の水を飲めなくしたことを。 45  神はアブの群れを送り,エジプト人を苦しめた+カエルに土地を荒らさせた+ 46  作物を食欲旺盛なバッタに,労苦の実をバッタの大群に与えた+ 47  ひょうによって+ブドウの木を,ひょうの石でエジプトイチジクの木を壊滅させた。 48  動物*にひょうを+家畜に稲妻を落とした* 49  神は敵対者に差し向けた。燃える怒りを,激怒と憤りと苦難を,災難をもたらす天使の軍団を。 50  神はご自分の怒りが通る道をつくった。敵対者が死ぬに任せ,疫病に命を奪わせた。 51  ついには,エジプトの全ての長男を滅ぼした+ハムの天幕で初めに生まれた者たち*を。 52  そして民を羊の群れのように連れ出した+荒野で家畜の群れのように導いた。 53  民は安全に導かれ,恐れを感じなかった+海が敵を覆った+ 54  神は民を聖なる領土に連れてきた+ご自分が右手で取得したこの山地へと+ 55  神は民の前から国々を追い出した+民に土地を測り綱で配分し+イスラエルの各部族をそれぞれの家に住ませた+ 56  それでも民は,至高者である神に挑み*続け,反逆した+教訓に注意を払わなかった+ 57  それていって,父祖のように不誠実な態度を取った+たるんだ弓のように信頼できなかった+ 58  高い場所で神の怒りを何度も引き起こし+彫刻像を崇拝して神を憤らせた*+ 59  神は聞いて憤り+イスラエルを全く退けた。 60  ついにはシロの幕屋を捨てた+ご自分が人の間で住むための天幕を+ 61  神はご自分の力の象徴と輝きを,敵対者に奪われるままにした+ 62  民を剣で殺されるままにし+ご自分の財産である人々のことで憤った。 63  火が若者を食い尽くした。乙女のために結婚の曲が歌われることはなかった。 64  祭司は剣で倒れた+やもめは泣かなかった+ 65  その時,エホバは起きた。眠りから覚めるかのように+ぶどう酒の酔いからさめる強靱な人のように+ 66  そして敵対者を追い返し+永遠の恥辱を与えた。 67  神はヨセフの天幕を退けた。エフライムの部族を選ばなかった。 68  ユダの部族を選んだ+ご自分が愛するシオンの山を選んだ+ 69  ご自分の聖なる所を,天と同じく永続するものとした+永遠のものとして定めた地球のように+ 70  ご自分に仕えるダビデを選び+羊の囲いから取り出した+ 71  産後の雌羊を世話していたダビデを,ご自分の民ヤコブの羊飼いとし+財産であるイスラエルを治めさせた+ 72  ダビデは清い心で民を世話し+巧みな手腕で導いた+

脚注

用語集参照。
または,「指示」。
または,「思い出させるもの」。
または,「天使」。
または,「復讐して」。直訳,「買い戻して」。
直訳,「覆った」。
もしかすると,「生命力は出ていくと戻ってこない」。
直訳,「買い戻された」。
または,「荷を運ぶ動物」。
もしかすると,「を熱病にかからせた」。
または,「生殖力が初めに生み出したもの」。
直訳,「を試し」。
または,「嫉妬させた」。