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エホバの証人

日本語

神の王国は支配している!

 8​章

宣べ伝えるための道具 ― 世界的な畑のために文書を生産する

宣べ伝えるための道具 ― 世界的な畑のために文書を生産する

この​章​で​考える​こと

エホバ​は,あらゆる​国民​・​部族​・​国語​の​人々​を​教える​の​に​必要​な​道具​を​いつも​備え​て​くださる

1,2. (イ)1​世紀​に,何​が​きっかけ​と​なっ​て,良い​たより​は​ローマ​帝国​全域​に​広まり​まし​た​か。(ロ)今日,わたしたち​が​エホバ​の​後ろ盾​を​得​て​いる​こと​を​示す,どんな​証拠​が​あり​ます​か。(「 良い​たより​を​670​以上​の​言語​で」と​いう​囲み​を​参照。)

エルサレム​に​来​て​い​た​人々​は​驚き​ます。ガリラヤ​人​が​外国​語​を​流ちょう​に​話し,心​を​引きつける​音信​を​伝え​て​いる​から​です。それ​は​西暦​33​年​の​ペンテコステ​の​日​の​こと​です。イエス​の​弟子​たち​は​様々​な​言語​を​話す​奇跡​的​な​賜物​を​授け​られ​た​の​です。これ​は,彼ら​が​神​の​後ろ盾​を​得​て​い​た​証拠​でし​た。使徒 2:1‐8,12,15‐17を​読む。)その​日​に​彼ら​が​宣べ伝え​た​良い​たより​は,様々​な​背景​の​人々​に​伝わり,後​に​ローマ​帝国​全域​に​広まり​まし​た。―コロ 1:23

2 今日,神​の​僕​たち​は​様々​な​言語​を​奇跡​的​に​話す​わけ​で​は​あり​ませ​ん。と​は​いえ,1​世紀​より​も​はるか​に​多く​の​言語​を​扱い,王国​の​音信​を​670​以上​の​言語​に​翻訳​し​て​い​ます。(使徒 2:9‐11)神​の​民​が​膨大​な​量​の​文書​を​非常​に​多く​の​言語​で​生産​し​て​き​た​ため,王国​の​音信​は​地​の​隅々​に​行き渡っ​て​い​ます。 * これ​も,エホバ​が​王​イエス​・​キリスト​を​用い​て,宣べ伝える​業​を​指導​さ​せ​て​おら​れる​こと​の​紛れ​も​ない​証拠​です。(マタ 28:19,20)この​章​で​は,宣べ伝える​業​を​成し遂げる​ため​に​過去​100​年​余り​の​間​に​どんな​道具​が​用い​られ​て​き​た​か​を​取り上げ​ます。注目​できる​点​と​し​て,王​は,個々​の​人​に​関心​を​示せる​よう​わたしたち​を​漸進​的​に​訓練​し,神​の​言葉​の​教え手​と​なる​よう​励まし​て​き​まし​た。―テモ​二 2:2

東​ティモール​の​翻訳​チーム

王​は​僕​たち​に,真理​の​種​を​植える​ため​の​備え​を​させる

3. わたしたち​が​宣べ伝える​業​に​おい​て​様々​な​道具​を​使う​の​は​なぜ​です​か。

3 イエス​は「王国​の​言葉」を​種​に,人​の​心​を​土​に​なぞらえ​まし​た。(マタ 13:18,19)園芸​家​は,様々​な​道具​を​使っ​て​土​を​耕し,種​が​育ち​やすい​状態​に​し​ます。エホバ​の​民​も​様々​な​道具​を​使っ​て​多く​の​人々​の​心​を​いわば​耕し,王国​の​音信​を​受け入れ​やすく​し​て​き​まし​た。道具​の​中​に​は,限ら​れ​た​期間​だけ​用い​られ​た​もの​も​あれ​ば,書籍​や​雑誌​の​よう​に,今​なお​有効​に​活用​さ​れ​て​いる​もの​も​あり​ます。前​の​章​で​は,情報​を​一度​に​多く​の​人​に​伝える​方法​を​取り上げ​まし​た。この​章​で​は,人々​に​直接​会っ​て​音信​を​伝える​ため​の​助け​と​なっ​て​き​た​道具​を​紹介​し​ます。―使徒 5:42; 17:2,3

蓄音​機​や​音響​装置​の​製造,カナダ​の​トロント

4,5. レコード​は​どの​よう​に​用い​られ​まし​た​か。しかし,どんな​面​が​欠け​て​い​まし​た​か。

 4 講話​の​レコード。1930​年代​から​1940​年代​に​かけ​て,奉仕​者​たち​は​携帯​用​蓄音​機​で​再生​できる,聖書​の​講話​の​レコード​を​使い​まし​た。どの​話​も​5​分​以内​で​終わる​もの​でし​た。「三位一体」,「煉獄」,「王国」など,短い​題​の​話​も​あり​まし​た。奉仕​者​たち​は​レコード​を​どの​よう​に​用い​まし​た​か。1930​年​に​バプテスマ​を​受け​た​米国​の​クレイトン​・​ウッドワース​・​ジュニア​兄弟​は​こう​語り​まし​た。「スーツケース​型​の​小型​蓄音​機​を​携え​て​行き​まし​た。ぜんまい​を​巻き,正しく​再生​する​ため​に​アーム​の​針​を​レコード​の​端​の​正しい​位置​に​落とす​必要​が​あり​まし​た。戸口​に​立っ​て​ケース​を​開け,針​を​置い​て​から​ベル​を​鳴らし​まし​た。家​の​人​が​ドア​を​開ける​と,『聞い​て​いただき​たい​大切​な​お知らせ​が​あり​ます』と​言い​まし​た」。どんな​反応​が​あり​まし​た​か。ウッドワース​兄弟​は​こう​述べ​て​い​ます。「ほとんど​の​人​は​快く​聞い​て​くれ​まし​た​が,すぐ​に​ドア​を​閉め​て​しまう​人​も​い​まし​た。たま​に,蓄音​機​の​セールス​と​間違え​られる​こと​も​あり​まし​た」。

1940​年​に​は,90​種類​余り​の​講話​の​レコード​が​あり,作ら​れ​た​レコード​の​数​は​100万​枚​を​超え​て​い​た

5 1940​年​に​は,90​種類​余り​の​講話​の​レコード​が​あり,作ら​れ​た​レコード​の​数​は​100万​枚​を​超え​て​い​まし​た。当時,英国​で​開拓​奉仕​を​し,後​に​統治​体​の​成員​と​し​て​奉仕​し​た​ジョン​・​E​・​バー​は​こう​述べ​まし​た。「1936​年​から​1945​年​に​かけ​て,蓄音​機​を​いつも​持ち歩い​て​い​まし​た。持っ​て​い​ない​と​不安​でし​た。ラザフォード​兄弟​の​声​を​戸口​で​聞く​と​心強く​なり,その​場​に​兄弟​が​いる​よう​に​感じ​まし​た。もとより,蓄音​機​で​の​奉仕​に​は,教える​と​いう​宣教​の​側面​が​欠け​て​い​まし​た。人々​の​心​を​動かす​点​で​は​限界​が​あっ​た​の​です」。

6,7. (イ)証言​カード​に​は​どんな​利点​が​あり​まし​た​か。どんな​限界​も​あり​まし​た​か。(ロ)エホバ​は​どんな​意味​で,「わたしたち​の​口​に​言葉​を​入れ​て」ください​まし​た​か。

6 証言​カード。1933​年​から,奉仕​者​たち​は​家​から​家​の​宣教​で​証言​ カード​を​使う​よう​勧め​られ​まし​た。証言​カード​は​縦​13​㌢,横​8​㌢​ほど​の​大きさ​で,聖書​から​の​短い​証言​と,入手​できる​聖書​文書​に​つい​て​の​説明​が​載せ​られ​て​い​まし​た。奉仕​者​は,ただ​カード​を​家​の​人​に​渡し​て「読ん​で​ください」と​言う​だけ​で​よかっ​た​の​です。後​に​宣教​者​と​し​て​プエルトリコ​と​アルゼンチン​で​奉仕​し​た​リリアン​・​カメルド​は,「証言​カード​の​奉仕​が​好き​でし​た」と​述べ​て​い​ます。なぜ​でしょ​う​か。「多く​の​奉仕​者​と​同様,わたし​も​あまり​上手​に​話せ​なかっ​た​から​です。それで,この​方法​は,人​に​近づい​て​話す​こと​に​慣れる​の​に​役立ち​まし​た」と​語っ​て​い​ます。

証言​カード(イタリア​語)

7 1918​年​に​バプテスマ​を​受け​た​デービッド​・​ルーシュ​兄弟​は​こう​述べ​まし​た。「証言​カード​は​兄弟​たち​の​助け​に​なり​まし​た。自分​は​きちんと​証言​できる​と​思っ​て​い​た​兄弟​たち​は,ごく​わずか​だっ​た​から​です」。しかし,この​道具​に​も​限界​が​あり​まし​た。ルーシュ​兄弟​は​こう​語っ​て​い​ます。「時折,わたしたち​は​話す​こと​が​でき​ない​と​勘違い​さ​れ​まし​た。ある​意味​で,わたしたち​の​多く​は​話す​こと​が​でき​ませ​ん​でし​た。それでも​エホバ​は,わたしたち​が​奉仕​者​と​し​て​人々​と​直接​話し合える​よう​整え​て​おら​れ​た​の​です。やがて​エホバ​は,戸口​で​聖書​を​使える​よう​教える​こと​に​より,わたしたち​の​口​に​言葉​を​入れ​て​ください​まし​た。これ​は​1940​年代​に​始まっ​た​神権​宣教​学校​を​通し​て​成し遂げ​られ​まし​た」。―エレミヤ 1:6‐9を​読む。

8. どう​すれ​ば​キリスト​に​訓練​し​て​いただけ​ます​か。

8 書籍。エホバ​の​民​は​1914​年​以降,聖書​に​基づく​書籍​を​100​余り​発行​し​て​き​まし​た。その​中​に​は,効果​的​な​奉仕​者​と​なる​方法​を​教える​書籍​も​あり​ます。伝道​を​始め​て​70​年​ほど​に​なる​デンマーク​の​アンナ​・​ラーセン​は,こう​語っ​て​い​ます。「エホバ​は​神権​宣教​学校​や,学校​関連​の​書籍​を​通し​て,わたしたち​が​いっそう​効果​的​な​奉仕​者​に​なれる​よう​助け​て​ください​まし​た。学校​関連​の​最初​の​本​は,1945​年​に​発表​さ​れ​た『御国​伝道​者​の​ため​の​神権​的​な​助け』(英語)でし​た。次い​で,1946​年​に『あらゆる​良い​業​に​備える』(英語)と​いう​書籍​が​発行​さ​れ​まし​た。2001​年​に​は,『神権​宣教​学校​の​教育​から​益​を​得る』が​発行​さ​れ,現在​も​その​本​を​使っ​て​い​ます」。神権​宣教​学校​と​学校​関連​の​書籍​は,エホバ​が​わたしたち​に「奉仕​者​と​し​て​じゅうぶん​に​資格​を​得​させ」る​うえ​で,重要​な​役割​を​果たして​き​まし​た。(コリ​二 3:5,6)あなた​も​神権​宣教​学校​に​入校​し​て​い​ます​か。毎週,集会​に「宣教​学校」の​本​を​持参​し,学校​の​監督​が​内容​に​注意​を​向ける​時​に​目​で​追う​よう​に​し​て​い​ます​か。そう​し​て​いる​なら,キリスト​に​訓練​し​て​いただく​こと​に​なり,より​良い​教え手​に​なれる​でしょ​う。―コリ​二 9:6。テモ​二 2:15

9,10. 真理​の​種​を​植え,水​を​注ぐ​と​いう​点​で,書籍​は​どんな​役割​を​果たして​き​まし​た​か。

9 エホバ​は​ご自分​の​組織​を​通し​て,聖書​の​基本​的​な​教え​を​説明​する​の​に​役立つ​書籍​も​備え​て​ください​まし​た。特に​効果​的​だっ​た​の​は,「とこしえ​ の​命​に​導く​真理」の​本​です。英語​の​初版​は​1968​年(日本​語​は​1969​年)に​出さ​れ,すぐ​に​反響​が​あり​まし​た。「御国​奉仕」(英語)1968​年​11​月​号​に​は​こう​あり​ます。「『真理』の​本​の​需要​が​非常​に​大きかっ​た​ため,9​月​に​協会​の​ブルックリン​の​工場​で​は​特別​に​夜勤​の​予定​を​組ま​なけれ​ば​なり​ませ​ん​でし​た。……8​月​の​ある​時点​で『真理』の​本​の​注文​数​は​在庫​を​150万​冊​も​上回っ​た​の​です」。1982​年​まで​に,「真理」の​本​は​116​の​言語​で​合計​1億​冊​以上​発行​さ​れ​まし​た。この​本​の​助け​を​得​て,1968​年​から​1982​年​まで​の​14​年​間​に​100万​人​以上​の​人​が​王国​伝道​者​に​なり​まし​た。 *

10 2005​年​に​は,聖書​研究​用​の​優れ​た​手引き​書​で​ある「聖書​は​実際​に​何​を​教え​て​い​ます​か」が​発表​さ​れ​まし​た。すでに​256​の​言語​で​2億​冊​も​発行​さ​れ​て​い​ます。どんな​効果​が​あり​まし​た​か。2005​年​から​2012​年​の​わずか​7​年​間​で,120万​人​ほど​が​良い​たより​の​伝道​者​に​なっ​た​の​です。その​期間​に,聖書​を​研究​する​人​の​数​は​約​600万​人​から​870万​人​余り​に​まで​増え​まし​た。王国​の​真理​の​種​を​植え,水​を​注ぐ​ため​の​努力​を,エホバ​が​祝福​し​て​くださっ​て​いる​こと​は​明らか​です。―コリント​第​一 3:6,7を​読む。

11,12. それぞれ​の​雑誌​は,引照​聖句​に​出​て​くる​よう​な​どんな​人​たち​を​対象​に​し​て​い​ます​か。

11 雑誌。当初,「ものみの塔」誌​は​おもに「小さな​群れ」,つまり「天​の​召し」を​受け​て​いる​人​たち​を​対象​に​し​て​い​まし​た。(ルカ 12:32。ヘブ 3:1)1919​年​10​月​1​日,エホバ​の​組織​は​別​の​雑誌​を​発表​し​まし​た。一般​の​人々​の​興味​を​引く​こと​を​目的​と​し​た​雑誌​です。その​雑誌​は​聖書​研究​者​に​も​一般​の​人々​に​も​好評​だっ​た​ため,長年,その​発行​部数​は「ものみの塔」を​大きく​上回っ​て​い​まし​た。最初,その​雑誌​の​名称​は「黄金​時代」(英語)でし​た。1937​年​に​は「慰め」(英語)に​変更​さ​れ,1946​年​に「目ざめよ!」に​なり​まし​た。

12 幾十​年​も​の​間​に,「ものみの塔」と「目ざめよ!」の​スタイル​や​体裁​は​変わり​まし​た​が,目的​は​変わっ​て​い​ませ​ん。その​目的​と​は,神​の​王国​を​宣伝​し,聖書​に​対する​信仰​を​築く​こと​です。現在,「ものみの塔」に​は​研究​用​と​一般​用​が​あり​ます。研究​用​は「召使い​たち」,すなわち「小さな​群れ」と「ほか​の​羊」の​両方​を​対象​に​し​て​い​ます。 *マタ 24:45。ヨハ 10:16)一般​用​は,真理​を​知ら​ない​もの​の,聖書​と​神​に​敬意​を​抱い​て​いる​人​たち​の​ため​に​書か​れ​て​い​ます。(使徒 13:16)「目ざめよ!」は,聖書​と​真​の​神​エホバ​に​つい​て​ほとんど​知ら​ない​人​たち​を​対象​に​し​て​い​ます。―使徒 17:22,23

13. わたしたち​の​雑誌​の​どんな​点​が​注目​に​値し​ます​か。(「 出版​物​の​世界​記録」と​いう​表​も​討議​する。)

13 2014​年​の​初め​の​時点​で,毎月,「目ざめよ!」は​4,400万​部​以上,「ものみの塔」は​約​4,600万​部​発行​さ​れ​て​い​ます。「目ざめよ!」は​100​ほど​の​言語​に,「ものみの塔」は​200​余り​の​言語​に​翻訳​さ​れ,世界​で​最も​ 広く​翻訳​され​配布​さ​れ​て​いる​雑誌​と​なっ​て​い​ます。こう​し​た​点​は​注目​に​値する​と​は​いえ,驚く​に​は​当たり​ませ​ん。これら​の​雑誌​に​は,人​の​住む​全地​で​宣べ伝え​られる,と​イエス​が​予告​し​た​音信​が​収め​られ​て​いる​から​です。―マタ 24:14

14. 神​の​僕​たち​は,何​を​熱心​に​推し進め​て​き​まし​た​か。なぜ​です​か。

14 聖書。1896​年,ラッセル​兄弟​と​その​仲間​たち​は,文書​を​出版​する​ため​に​用い​て​い​た​法人​の​名称​を「ものみの塔​聖書​冊子​協会」に​改め,「聖書」と​いう​語​を​加え​まし​た。この​変更​は​適切​な​もの​でし​た。聖書​は​これ​まで​ずっ​と,王国​の​良い​たより​を​広める​ため​の​主要​な​道具​と​なっ​て​き​た​から​です。(ルカ 24:27)法人​の​名称​に​調和​し​て,神​の​僕​たち​は​聖書​の​頒布​を​熱心​に​推し進め,多く​の​人々​が​聖書​を​読める​よう​に​し​て​き​まし​た。例えば,1926​年​に​は​自分​たち​の​印刷​機​で「エンファティック​・​ダイアグロット​訳」(英語)を​印刷​し​まし​た。ベンジャミン​・​ウィルソン​が​翻訳​し​た​クリスチャン​・​ギリシャ​語​聖書​です。1942​年​から​は,全訳​聖書​の「ジェームズ​王​欽定​訳」(英語)を​約​70万​部​印刷​し,頒布​し​まし​た。その​わずか​2​年​後​に​は,「アメリカ​標準​訳」(英語)の​印刷​を​始め​まし​た。この​訳​は​エホバ​の​み名​を​6,823​か所​で​用い​て​い​ます。神​の​民​は,1950​年​まで​に​この​聖書​を​25万​部​余り​頒布​し​まし​た。

15,16. (イ)あなた​は「新​世界​訳」の​どんな​点​に​感謝​し​て​い​ます​か。(「 聖書​翻訳​の​効率​を​上げる」と​いう​囲み​も​討議​する。)(ロ)どう​すれ​ば​エホバ​に​心​を​動かし​て​いただけ​ます​か。

15 1950​年​に​は,「クリスチャン​・​ギリシャ​語​聖書 新​世界​訳」が​発表​さ​れ​まし​た。「新​世界​訳​聖書」全巻​が​1​冊​に​まとめ​られ​て​発表​さ​れ​た​の​は​1961​年​の​こと​です。 * この​翻訳​は​エホバ​の​み名​を,元​の​ヘブライ​語​本文​に​出​て​いる​箇所​で​用いる​こと​に​より,エホバ​に​敬意​を​示し​て​い​ます。神​の​み名​は,「新​世界​訳」の​クリスチャン​・​ギリシャ​語​聖書​の​本文​に​も​237​回​出​て​き​ます。「新​世界​訳」は​何​度​か​改訂​さ​れ,できる​限り​正確​で​読み​やすい​訳​に​する​努力​が​払わ​れ​て​き​まし​た。最近​で​は​2013​年​に​改訂​さ​れ​まし​た。2013​年​現在,「新​世界​訳」は​全訳​もしくは​部分​訳​が​121​の​言語​で,合計​2億100万​冊​以上​発行​さ​れ​て​い​ます。

16 自分​の​言語​の「新​世界​訳」を​読ん​だ​人​は​どう​感じ​て​い​ます​か。ネパール​の​ある​男性​は​こう​述べ​まし​た。「これ​まで​の​ネパール​語​聖書​は,古典​語​を​使っ​て​い​た​の​で,多く​の​人​に​とっ​て​理解​し​にくい​もの​でし​た。でも『新​世界​訳』は​日常​語​を​使っ​て​いる​の​で,聖書​を​ずっ​と​よく​理解​できる​よう​に​なり​まし​た」。中央​アフリカ​共和​国​の​一​人​の​女性​は,サンゴ​語​の「新​世界​訳」を​読む​と​泣き出し​まし​た。そして,「心​に​すっと​入っ​て​くる​ん​です」と​言い​まし​た。わたしたち​も​聖書​を​毎日​読む​なら,この​女性​の​よう​に,エホバ​に​心​を​動かし​て​いただけ​ます。―詩 1:2。マタ 22:36,37

与え​られ​た​道具​と​訓練​に​感謝​する

17. 与え​られ​た​道具​と​訓練​に​感謝​し​て​いる​こと​を​どの​よう​に​示せ​ます​か。そう​する​なら,どんな​祝福​が​得​られ​ます​か。

17 あなた​は,王​イエス​・​キリスト​が​与え​て​くださっ​た​道具​と​漸進​的​な​ 訓練​に​感謝​し​て​い​ます​か。神​の​組織​が​作っ​た​文書​を​時間​を​取っ​て​読み,それ​を​用い​て​他​の​人​を​助け​て​い​ます​か。そう​し​て​おら​れる​なら,1914​年​10​月​4​日​に​バプテスマ​を​受け​た​オパール​・​ベトラー​姉妹​と​同じ​よう​に​感じる​こと​でしょ​う。姉妹​は​こう​述べ​まし​た。「幾​年​も​の​間,夫[エドワード]と​私​は​蓄音​機​や​証言​カード​を​使い​まし​た。書籍​や​小冊子​や​雑誌​を​携え​て,家​から​家​に​証言​し​まし​た。キャンペーン​や​行進​に​加わり,パンフレット​を​配り​まし​た。後​に​は​訓練​を​受け​て,再度​の​訪問[現在​は​再​訪問​と​呼ば​れ​て​いる]を​行ない,関心​を​示す​人​の​家​で​聖書​研究​を​司会​し​まし​た。なす​べき​こと​の​多い​幸福​な​人生​を​送る​こと​が​でき​まし​た」。イエス​は,ご自分​の​臣民​が​忙しく​種​を​まき,刈り取り,共​に​歓ぶ​こと​に​なる​と​約束​し​まし​た。ベトラー​姉妹​と​同様,非常​に​多く​の​人​は​この​約束​が​真実​で​ある​こと​を​証言​でき​ます。―ヨハネ 4:35,36を​読む。

18. わたしたち​に​は​どんな​特権​が​あり​ます​か。

18 王​イエス​に​まだ​仕え​て​い​ない​多く​の​人々​は,神​の​民​を「無学​な​普通​の​人」と​見る​か​も​しれ​ませ​ん。(使徒 4:13)しかし,考え​て​み​て​ください。王​は,ごく​普通​の​人​たち​が​精力​的​に​文書​を​出版​できる​よう​助け​て​き​た​の​です。生産​さ​れ​て​いる​出版​物​の​中​に​は,歴史​上​前例​の​ない​規模​で​翻訳​され​配布​さ​れ​て​いる​もの​も​あり​ます。さらに​重要​な​点​と​し​て,王​は​わたしたち​に,それら​の​道具​を​用い​て​良い​たより​を​すべて​の​国​の​人々​に​広める​ため​の​訓練​と​動機づけ​を​与え​て​ください​まし​た。キリスト​と​共​に​働い​て,真理​の​種​を​植え,人々​を​収穫​できる​の​は,本当​に​大きな​特権​です。

^ 2節 過去​10​年​だけ​で​も,エホバ​の​民​は​聖書​に​基づく​出版​物​を​200億​冊​余り​生産​し​まし​た。さらに,ウェブサイト​jw.org​は​現在,インターネット​を​利用​する,世界​の​27億​人​以上​が​閲覧​でき​ます。

^ 9節 聖書​の​真理​を​教える​ため​に​活用​さ​れ​た,聖書​研究​用​の​手引き​書​と​し​て,次​の​もの​も​あり​ます。「神​の​立琴」(英語: 1921​年,日本​語: 1925​年),「神​を​真​と​す​べし」(英語: 1946​年,日本​語: 1952​年),「あなた​は​地上​の​楽園​で​永遠​に​生き​られ​ます」(1982​年),「永遠​の​命​に​導く​知識」(1995​年)。

^ 12節 「召使い​たち」と​は​だれ​か​に​関する​明確​に​され​た​理解​に​つい​て​は,「ものみの塔」2013​年​7​月​15​日​号​の「忠実​で​思慮深い​奴隷​は​いったい​だれ​でしょ​う​か」と​いう​記事​の​13​節を​参照。

^ 15節 日本​語​の「クリスチャン​・​ギリシャ​語​聖書 新​世界​訳」が​発表​さ​れ​た​の​は​1973​年,「新​世界​訳​聖書」の​全訳​が​発表​さ​れ​た​の​は​1982​年​です。

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出版活動

「神の神聖な宣言」の翻訳を託される ― ローマ 3:2

エホバの証人は,過去1世紀にわたってさまざまな翻訳聖書を使用してきました。では,聖書を自分たちで現代英語に翻訳したのはなぜですか。