あなたにもできます
「二人の娘に抱きしめられて,『ママ,大好き』って言われると,とても幸せです」。―アンナ,ポーランドのひとり親,女性。
「子どもたちが感謝を表わしてくれるので,頑張りがいがあります。自分で描いた絵とか,かわいいプレゼントをくれるんです。疲れも吹き飛びます」。―マッシモ,イタリアのひとり親,男性。
「わたしが落ち込んでいると,息子が抱きしめてキスをしてくれ,『お母さんのこと大好きだよ』と言ってくれます」。―ヤスミン,南アフリカのひとり親,女性。
「目ざめよ!」は,世界各地のひとり親を対象にアンケート調査を行ないました。ここに挙げたのは,寄せられた回答の一部です。調査結果から,多くのひとり親(たいていは母親)が,優しい配偶者に助けてもらいたいと願いつつも,置かれた状況に上手に順応していることが分かりました。 *
では,状況に順応して,ひとり親の難しい役割を果たしてゆく秘訣は何でしょうか。続く記事では,ひとり親たちの率直なコメントを取り上げ,どんな指針が役立っているかを考えます。変化の激しい不確かなこの時代にあって,親としての喜びと満足を味わってゆくうえで参考になれば幸いです。 *
これから,次の六つの分野で何ができるかを考えましょう。
もっとサポートしてもらう
子どもと上手にコミュニケーションをする
正しい優先順位を決める
明確なルールを設ける
健全な価値観を教える
神の助けが必要であることを認める