内容へ

目次へ

幼いピーターはその後どうなりましたか

幼いピーターはその後どうなりましたか

 幼いピーターはその後どうなりましたか

エクアドルの「目ざめよ!」通信員

「輸血なしで心臓手術」という記事が,1970年11月22日号の「目ざめよ!」誌に掲載されました。カナダの7歳の少年ピーターについての話を伝えた記事でした。ピーターは1963年に難しい手術を受けなければなりませんでした。

主治医は,問題のあるピーターの心臓弁を治す方法があると言いました。しかし,ピーターの両親が息子を専門医のところに連れて行き,血液を用いずに手術していただけるだろうかとお願いしたところ,医師はこう答えました。「いいえ。それは絶対不可能です。わたしが今,話していることには全くまちがいないのです」。

ピーターの両親は,おろおろするのではなく探す努力をつづけ,ついに,血液を用いない手術を快く引き受ける外科医を見つけました。どうなったでしょうか。ピーターは手術に耐えることができました。しかし両親は,処置がどの程度成功したかは時間が経過しなければ分からない,と言われました。幼いピーターはその後どうなったでしょうか。

ピーターが13歳の時,この家族は,神の王国の良いたよりを宣べ伝える人が必要とされる南アメリカのエクアドルで奉仕するため,そこに移動しました。(マタイ 24:14)ピーターは15歳の時にバプテスマを受け,18歳の時に正規開拓者(全時間の福音宣明者)になりました。26歳の時に特別開拓者になり,アンデス山脈にある,海抜3,000㍍の町で奉仕しました。1988年,31歳のピーターは妻のイザベルと一緒に,ものみの塔協会の旅行する代表者として奉仕するようになりました。今でもこの立場にいて,週ごとに違う会衆を訪問して,会衆の人々を励ましています。

ピーターはきわめて活動的な生活を送っており,その後の手術を受ける必要もありませんでした。ピーターも,他の多くのエホバの証人も,患者の権利を尊重する熟練した外科医の協力に深く感謝しています。

[23ページの図版]

手術を受けて間もない7歳のピーター

[23ページの図版]

現在のピーター・ジョンストンとイザベル・ジョンストン