全地で宣べ伝えて教える
アフリカ
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国や地域 58
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人口 11億951万1431人
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伝道者 153万8897人
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聖書研究 408万9110件
ろう者に会わせてくださるよう祈った
シエラレオネのクリスタルは手話の区域で奉仕する宣教者です。ろう者に会わせてくださるよう祈ってからその日の奉仕を始めました。その日の午前中,再訪問先の家を探していた時,いつもと違う道を通りました。会う人たちに,近くにろう者の方がいるか尋ねました。すると,ある1軒の家を教えてくれました。行って
みると,親しみ深い若い女性が出てきて,音信にこたえ応じ,手話の集会に関心を示しました。その後その地区の人々は,もう一人のろう者に会ってみたいかクリスタルに尋ねました。こうして,真理を求める謙遜な人をもう一人見つけることができました。その道に沿って何度も奉仕していましたが,2人に会ったのはこの朝が初めてでした。クリスタルは,エホバの助けがなければそれらの関心を示す人たちを見つけることはできなかったと確信しています。「まさにわたしのためのお話でした!」
リベリアに住むイマニャエルは,週末の集会のために車で王国会館へ向かっていました。1人の青年が道端に立っていて,きちんとした身なりでしたが,とても落ち込んで見えました。その様子が気になったイマニャエルは車を停めて,何か助けになれるか尋ねました。青年の名前はモーゼスだと分かりました。前の晩にお金を全部盗まれてしまい,自殺しようかと考えていたところでした。イマニャエルはモーゼスの話をよく聞き,優しくこう言いました。「ぜひ王国会館に来てください」。2人は一緒に王国会館に行きました。モーゼスは講演の内容に感激し,集会後にこう言いました。「まさにわたしのためのお話でした! エホバの証人のような人たちはほかにいません」。モーゼスは聖書研究を始めることにし,今では会衆の集会にいつも出席しています。
「わたしはクリスチャンです」
ギニアビサウのアミナタは15歳の少女です。13歳の時,図工の先生がカーニバルのお祭りに関係したお面や道具の絵を描くように言いました。アミナタは動物や植物の絵を描き,その絵に“パラダイス”という題を付けました。生徒たちの絵を集めた先生は,アミナタの絵はテーマから外れていると言い,0点を付けました。授業の後,アミナタは先生のところへ行って,「カーニバルはだれのためのお祭りですか」と尋ねました。
「いろんな宗教の人のためです」と先生は答えます。
ギニアビサウ: アミナタは“パラダイス”の絵を描いた
そこでアミナタはこう言います。「わたしはクリスチャンなので,このような異教の祭りに関係したくありません。神様が地球をパラダイスに変えてくださると信じているので,この絵を描きました」。先生は筆記テストで試験をやり直すと言いました。結果はどうなりましたか。20点満点の18点でした。
とても大勢の人が来た
マラウイの小さな村にある孤立した群れには7人の伝道者がいます。集会場所は,細い柱に草ぶきの屋根,アシの敷き物を置いただけのものでした。巡回監督の訪問に励まされ,兄弟たちはキリストの死の記念式に出席するよう人々をとても熱心に招待しました。上からつるされた石油ランプのもとで,話し手は記念式の話を行ないました。しかし,大勢の出席者
に囲まれたため,話し手は動きが取れないほどでした。7人の伝道者の喜びを想像してください。120人もの人が来たのです!マラウイ: 120人も出席した
冊子が夫婦を助ける
大都市での特別な公の証言は良い成果を生みますが,それはすぐに現われるわけではありません。トーゴの首都ロメで,一人の女性がためらいながら文書スタンドに近づき,「あなたの家族も幸せになれます」の冊子を手に取りました。その後エフェソス 5章3節について短く話し合いました。その女性と奉仕者は電話番号を交換しました。2週間後,女性から電話がかかってきました。「実はエホバの証人が好きではありませんでしたが,冊子を読んでみました。本当に素晴らしかったです。自分たち夫婦の問題を解決するのにすでに役立っていますし,他の2組の夫婦を助けることもできました。エホバの証人に対するわたしの見方は間違っていました。どうか来て,わたしに聖書を教えてください」。この女性だけでなく,女性が助けた1組の夫婦とも研究が始まりました。
冊子を自分で訳した
アンカシーはガーナの小さな町です。主な通り沿いに幾人かの商人が品物を並べているだけです。それでも,毎週月曜日には公の証言カートが置かれます。カートの近くに立っていたサムエルから証言を受けたエノクは,「神の言われることを聞いてください」の冊子を受け取りました。そして,クサル語の文書が何かないか尋ねました。
ガーナ: 冊子を自分でクサル語に訳した
サムエルはこう答えます。「ごめんなさい。クサル語はない
んです。でもフラフラ語の冊子ならありますよ」。フラフラ語はクサル語の姉妹語です。その後,自宅へ帰る前にエノクは親族に配るための文書を求めました。アンカシーに戻って来た時,エノクはサムエルに書面を渡しました。エノクは,「神の言われることを聞いてください」の冊子を自分でクサル語に訳したのです! その後も定期的に集会に出席し,聖書を研究しています。