2017年6月21日,オリョール州裁判所はデニス・クリステンセンの公判前勾留に対する訴えを退けました。デンマーク人である同氏は,2017年5月25日,エホバの証人の宗教の集まりに参加した容疑で,踏み込んできた連邦保安庁(FSB)の職員と武装した覆面警察部隊によって逮捕されていました。

ロシア連邦の最高裁判所は最近,ロシアのエホバの証人の法人組織が「過激主義的」であるとし,同法人の活動を直ちに終了させる判決を下したばかりです。5月25日,証人たちの集会場所に踏み込んだ警察は出席者に,解散させられた過激主義組織の活動を続けているので刑事罰の対象になると伝えました。犯罪歴もなく穏やかな人柄のクリステンセン氏を過激主義で起訴するため,連邦保安庁は証拠集めの目的で2017年7月23日まで同氏の公判前勾留を請求しました。

エホバの証人は,最高裁の不公正な判決に対して上訴しました。また,ロシア憲法とヨーロッパ人権条約で保障されているように,妨げられることなく平和裏に崇拝できる権利を擁護するための準備も行なっています。