2023年5月20日から6月11日，アルゼンチンの4つの主要な都市で，FIFA U-20 ワールドカップが開催されました。3週間続くこのイベントには，国内外から40万人以上の集客が見込まれていました。それで，さまざまな場所と時間に文書カートが設置されました。このキャンペーンに約500人の兄弟姉妹が参加し，500以上の出版物が配布されました。また，聖書に関する疑問の答えを知ることができるよう，大勢の人にjw.orgが紹介されました。

ある地元の男性がカートに近づいてきて，運動中にポッドキャストを聞いて楽しんでいることを兄弟姉妹に話しました。1人の兄弟がjw.orgを見せて，オーディオ版の出版物をダウンロードする方法について説明したところ，男性は，自分のプレイリストに入れとくよ，と言いました。

さまざまな国からやってきた観客の目を引くよう，文書カートは9つの言語で準備されました。さらに多くの伝道者はカートに近づいてきた人に声を掛けることができるよう，それぞれの言語の基本的な挨拶を覚えました。キャンペーンに参加した1人の兄弟はこう言います。「いろいろな背景の人たちに伝えようとする取り組みを見て，エホバが優しくて公平な神だということを実感しました。参加できて本当に良かったです」。

イベントの主催者は，セキュリティー上の理由で通常利用できない場所にカートを設置することを許可しました。関係者の1人はこう話します。「エホバの証人の皆さんは，穏やかで危険なことをする人たちではないですから」。キャンペーンの結果，良い印象を受けた警備員もいます。

王国の良い知らせをあらゆる人に伝えるために兄弟姉妹ができる限りのことをしているのを見ると，励まされます。（伝道の書 11:6）