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ものみの塔聖書冊子協会とは何ですか

「ペンシルバニア州のものみの塔聖書冊子協会」は非営利法人で,1884年に米国ペンシルバニア州の法律に基づいて設立されました。聖書や聖書に基づいた出版物の発行など,エホバの証人が行なっている世界的な活動を支えるために用いられています。

定款に示されているように,この法人の目的は「宗教的,教育的,慈善的」なもので,おもに「キリスト・イエスの治める神の王国の福音を……宣べ伝え,教える」ことです。法人の会員となるのは招待された人だけで,どれだけ寄付したかによって決まるわけではありません。会員と理事は,エホバの証人の統治体をサポートしています。

協同する法人組織

「ペンシルバニア州のものみの塔聖書冊子協会」(Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania)のほかに,エホバの証人は様々な国にある多数の法人組織を用いています。幾つかの法人の名称には,ワッチタワー(Watch Tower,Watchtower)や,それを訳した表現が含まれています。

それらの法人組織は設立以来,以下のような面でエホバの証人の活動を助けてきました。

  • 執筆と出版。エホバの証人はこれまでに,聖書を約2億2000万冊,聖書に基づく出版物を約400億部出版しました。それらの出版物は900を超える言語で入手できます。ウェブサイトjw.orgでは,160以上の言語の聖書をオンラインで,しかも無料で読むことができます。さらに,「神の王国とは何ですか」といった聖書の質問に対する答えを得ることもできます。

  • 教育。エホバの証人は,聖書を教えるための種々の学校を運営しています。例えば,1943年以来,9000人を超えるエホバの証人が,ものみの塔ギレアデ聖書学校による集中的な訓練を受け,宣教者として奉仕したり,世界的な活動を強め安定させたりしています。さらに毎週,エホバの証人でない人も含め1000万人を超える人々が,各会衆の主催する集会で教育を受けています。また,識字クラスも運営されており,読み書きを教えるための教科書は120の言語で発行されています。

  • 慈善活動。エホバの証人は,災害に見舞われた人々に物質的援助を差し伸べてきました。1994年にルワンダで起きた集団虐殺のような人災の時も,2010年にハイチを襲った地震のような自然災害の時も,援助を行なっています。

そうした法人組織によって多くのことがなされているとはいえ,エホバの証人の活動はいずれの法人にも依存していません。良いたよりを宣べ(のべ)伝えて教えるという神から与えられた務めを果たす責任は,クリスチャン一人一人にあります。(マタイ 24:14; 28:19,20)わたしたちは,神が活動を支えてくださり,引き続き「成長させてくださる」ことを確信しています。―コリント第一 3:6,7